ずっと昔から存じ上げてもいて、感動もたくさんいただいてきた相田冬二さん。
日本を代表するベテラン俳優さんから超人気アイドルまで、数々のインタビューを手掛けられ、映画の評を書かれ、映画のパンフレットを手掛けられ、ノベライズ本もたくさん出されている大好きな有名ライターさんですが、Twitterの方で『オダギリジョー 極私的ベストテン』を発表してくださいました！
考えたことすらなかった気がしますが、本当は一番訊いてみたかったことだったかもしれません。
1作品1作品に相田さんらしい言葉も添えてくださっていて感激でした。
同じ！と思うもの、興味深いなあ！と思うもの、いろいろありました。
もし同じ！だったり、この中にはないけれど自分はこれ！という作品があった方は、よかったらコメント欄でお聞かせ下さい〜*^^*
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【相田 冬二さん】
4/16付 Twitter @aidatoji
[ オダギリジョー 極私的ベストテン]より転載
オダギリジョー
極私的ベストテン
第十位
『舟を編む』
このひとは、やはり監督なのだと、はっきり思った。
作品の世界観を肯定するだけではなく、護り、愛撫し、ときどきくすぐったりしながら、映画を映画として成立させている。
環境、というものは、人物によってかたちづくられる。その証明。
https://twitter.com/aidatoji/status/1250763427032608773
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第九位
『あずみ』
歌舞いている、わけではない。
化けている、わけでもない。
ただ白く塗って、薔薇を手にしているだけなのだが、それだけで、なんらかのボーダーラインをこえることはできる。
いやいや、そういうもんでしょ、演じるって。
という彼の声が聞こえるような。
https://twitter.com/aidatoji/status/1250765053038522369
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第八位
『スクラップ・ヘブン』
映画はテロリズムだ。
映画人はテロリストだ。
https://twitter.com/aidatoji/status/1250766467210960896
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第七位
『たみおのしあわせ』
なんでもないということは
こんなにもかけがえのないことなんだ
https://twitter.com/aidatoji/status/1250767847141199872
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第六位
『合葬』
左手の薬指だけで演じてるくらいの力加減なのに
このハイクオリティ
これが彼の実力
才能は残酷だ
あるひととないひとを
はっきり峻別してしまう
https://twitter.com/aidatoji/status/1250773081724841984
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第五位
『パビリオン山椒魚』
オダギリジョーという名の異郷
オダギリジョーと呼ばれる次元
https://twitter.com/aidatoji/status/1250774546946220033
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第四位
『ゆれる』
やれっていわれりゃ
やるよ
https://twitter.com/aidatoji/status/1250775584977772545
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第三位
『アカルイミライ』
黒沢清は初めてデジタルで映画を撮った
それは彼を視界におさめるためだったのではないか
オダギリジョーが未来だ
未来を目撃してしまったわれわれは
これから先どんな世界になろうとも
生きるしかない
死ぬまで生きるしかない
未来はいま
https://twitter.com/aidatoji/status/1250778405563322368
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第二位
『メゾン・ド・ヒミコ』
存在そのものだけでジェンダーについての思考に誘う俳優を、わたしは知らない。
にんげんは性に従属しているわけではない。だから孤立するし、孤立するから、だれかと近づけるし、だれかから遠ざかるんだ。
不可能性と可能性は等価だ。
https://twitter.com/aidatoji/status/1250781793822760961
* * *
オダギリジョー
極私的ベストテン
第一位
『オーバー・フェンス』
オダギリジョーの相貌には、ジャクソン・ポロックとオーギュスト・ルノワールが、同時に宿っている。
https://twitter.com/aidatoji/status/1250785834946584576
コメント一覧 (3)
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- 2020年07月09日 08:48
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>>2 さわらびさん＞
わあすみません！6月頃から海外から？のセールス的なスパムコメントが多く、通知が下になっていて気づいておりませんでした🙇
追加の感想、とても嬉しい！です。
そうなんですよねえ、キリがなくなりますよねえ(笑)
なのでお仕事で慣れていらっしゃるとしても、相田さんが（オダギリ作品に限らず）こうやってベスト10を出されるということは、自分の中が整理されているということだろうなあと尊敬してしまいますし、同様にさわらびさんも凄い！と思います*^^*
私はと言えば‥みなさんもそうだとは思いますが、当時の思いの深さや思い出もリンクしてしまっていて、なかなか作品を客観視することができません^^;
役か作品か、個人的に好きか素晴らしい！と思うかでもガラリと変わってきたりもしますし‥
とりあえず2000年代（〜2009年）という区切りでなんとか挙げると、作品では『アカルイミライ』と『メゾン・ド・ヒミコ』、あと個人的な思い入れが大きい『転々』も外せないですね(笑)
でも「あずみ」の美女丸も「血と骨」の武も大好きだし、「イン・ザ・プール」もカッコよかった（見た目が笑）、「ゆれる」も素晴らしいけれど「たみおのしあわせ」もよかった‥となると、本当に比べようがないですね(>_<)笑
本気でするとしたら、作品のチェックポイントを細分化設定して、自己投票して、単純に点数の高かったものから1位を決める‥とするしかなさそうです(笑)
そういうもののたくさんの人の結果がわかれば楽しいかも！とも思いましたが‥例えば「素晴らしいと思う作品」と「好きな作品」の1位作品が全く違ったり、「演じてくれてよかった役」と「また演じてほしい役」のタイプが正反対だったり‥のようなこともあるかもしれないですね(笑)
2010年からは味のある脇役も更に増えて、選ぶのがさらに難しそうです。。（長い！） -
0
ＡＫＩ
が
しました
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- 2020年07月11日 23:28
-
キリはないし順番なんて付けられるはずもないと重々承知していながら、AKIさんのベスト10をねだってしまい済みませんでしたっ！
でもこんなに丁寧に真剣に応えて戴けるなんて感激です。嬉しいです。
拝見しながら、ああそうそう。あれもあった、それも外せない、と永遠にぐるぐる幸せな時間を過ごせそうです。ありがとうございました。 -
0
ＡＫＩ
が
しました
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☆毎週土曜 16:00ー16:54 J-WAVE ほかJFL系5局ネット／FMラジオ番組『au FG LIFETIME BLUES』ナビゲーター
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★『劇映画 孤独のグルメ』完成披露試写会（イイノホール 登壇者:松重豊、内田有紀、磯村勇斗、杏、オダギリジョー）
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★『J-WAVE NEW YEAR SPECIAL READING TANIKAWA』（J-WAVE 18:00-19:00／出演者:クリス智子／朗読:大貫妙子、オダギリジョー、塩塚モエカ（羊文学）、ジョン・カビラ、タカノシンヤ、中田絢千、長井優希乃、のん）
10（金）
★『劇映画 孤独のグルメ』初日舞台挨拶（TOHOシネマズ日比谷 16：55の回 上映終了後／登壇者:松重豊、内田有紀、磯村勇斗、オダギリジョー、村田雄浩）
11（土）
★「伊集院光＆佐久間宣行の勝手にテレ東批評」（テレビ東京 11:03-11:30／『劇映画 孤独のグルメ』番宣）
31（金）
「GQ JAPAN 2025年3月号」（特集「いま、日本映画が面白い」オダギリジョー×池松壮亮）
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【2月】
☆毎週土曜 16:00ー16:54 J-WAVE ほかJFL系5局ネット／FMラジオ番組『au FG LIFETIME BLUES』ナビゲーター
9（日）
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」新CM『プレモル子ちゃん「再会」篇』オンエアスタート
10（月）
★サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」新CM発表会（都内午前・登壇者:広瀬すず、伊藤沙莉、オダギリジョー）
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【3月】
☆毎週土曜 16:00ー16:54 J-WAVE ほかJFL系5局ネット／FMラジオ番組『au FG LIFETIME BLUES』ナビゲーター（→3/30（日）最終回）
初旬より
サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」〈ジャパニーズエール〉香るエール『プレモル子ちゃん・青いバラ』篇 オンエアスタート
29（土）
【最終回】FMラジオ番組『au FG LIFETIME BLUES』（16:00ー16:54 J-WAVE ほかJFL系5局ネット／ナビゲーター）
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【4月】
22（火）〜
『仮面ライダークウガ』全話再放送（TOKYO MX／毎週火曜20:00）
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【6月】
6/14（土）〜7/6（日）
仮面ライダークウガ25周年『超クウガ展』（東京・東京ドームシティGallery AaMo）（音声ガイド）
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【7月】
4（金）
映画『夏の砂の上』公開
6/14（土）〜7/6（日）
仮面ライダークウガ25周年『超クウガ展』（東京・東京ドームシティGallery AaMo）（音声ガイド）
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【秋】
映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開予定
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6/14（土）〜7/6（日）
仮面ライダークウガ25周年『超クウガ展』（東京・東京ドームシティGallery AaMo）（音声ガイド）
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4（金）
映画『夏の砂の上』公開
6/14（土）〜7/6（日）
仮面ライダークウガ25周年『超クウガ展』（東京・東京ドームシティGallery AaMo）（音声ガイド）
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【秋】
映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開予定
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【11月】
28（金）
映画『兄を持ち運べるサイズに』公開
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待機,公開作品
【2025年】
6/14（土）〜7/6（日）
仮面ライダークウガ放送開始25周年記念『超クウガ展』開催予定
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7/4（金）
映画『夏の砂の上』公開予定
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11/28（金）
映画『兄を持ち運べるサイズに』公開予定
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2025年秋
映画『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』公開予定
オダギリジョー脚本・監督・編集・出演
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映画『Immunodeficiency』（オーストラリアで撮影とのこと）公開予定
6/14（土）〜7/6（日）
仮面ライダークウガ放送開始25周年記念『超クウガ展』開催予定
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7/4（金）
映画『夏の砂の上』公開予定
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11/28（金）
映画『兄を持ち運べるサイズに』公開予定
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2025年秋
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オダギリジョー脚本・監督・編集・出演
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映画『Immunodeficiency』（オーストラリアで撮影とのこと）公開予定
公式サイト（閲覧可能分）
Odagiri Joe
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管理人プロフィール
ＡＫＩ
デビュー時から役者オダギリジョーが放っていた独特の存在感、いい意味での裏切られ感にどっぷりハマり現在に至る。東京。
連絡先：akiodagirist(半角@)(Gmailの一般的なドメイン)よりお願い致します。
別 館
「懲戒免職」
色気の駄々漏れ感が素晴らしい。
「空気人形」
「おかえり」に込められた慈愛が素晴らしい。
「オペレッタ狸御殿」
正々堂々とヒロイン若君さまとして立ってくれる心意気が素晴らしい。
「血と骨」
圧倒的な色気と哀しさ。もう存在の何もかもが素晴らしい。
…困りました。キリがないのでこの辺で。
とても絞れませんよね。でもAKIさんのベスト10を心から楽しみに待っています。
ＡＫＩ
が
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