(以下、多少ストーリーに触れています)

「ぼくの妹」、終わりましたね。
番宣番組で大騒ぎしていたのがついこの里里海箸里茲ΑK榲にあっという間でした(>_<)
最終話、予想していた感じとは少し違った終わり方でした。

私はなんとなく最初から、颯はもう少し独りで頑張る、盟は岡山の病院に移るというラストなのかな‥と思っていたのですが、盟が一歩踏み出したところで終わるという感じ、なるほど、いいなぁと。
波岡さんが出てこられた瞬間は、あ、何かひと波乱あるな、と思いました(笑)。
九鬼さんが母親の話をした時には、あ、颯との結婚はないな‥とも^^;
最後まで緊張させられたけれど、穏やかなエンディング‥には本当にほっとしました。

前にも書いたことがありますが、ある大御所脚本家が、若者を描いたドラマを1話だけ観たところで、その台詞や会話の’(私が)違和感を感じるテンポ’に全くついていけず、早々に脱落してしまったことがあり‥そのトラウマ!?から、やはり大御所脚本家の池端さんが描く若い兄と妹のやりとりに、もし自分がついていけなかったらどうしよう‥と、最初はちょっと余計な心配をしていたりもしたのでした。
でも、観始めてみれば言葉の1つ1つ、会話の流れの1つ1つが本当に自然で素晴らしくて。
前回から、兄と妹が自然と向き合うやりとりも増えて、余計それを感じました。
オダギリや長澤さんだからこんな言葉をこんな風に言える‥という部分もあるかもしれないですが、この台詞だからオダギリの口調や表情が生かされている。
素直にそう感動できたドラマでした。

正直なところ、最初の方の大波乱はどこまで必要だったのかな‥と思わないでもないですが(笑)、やはりそういう展開あってこその兄と妹であり、今、観終えて感じるこの思いなのかなぁとも‥(笑)
ラストシーンの盟さんのアップ、まるでNHKの連続テレビ小説でも観ているかのような爽やかさでした^^(朝の連ドラ、ほとんど観たことがないのですが、イメージで
あんな風なショットで終わってくれるドラマなんて、もうないかも‥ですね。

【ネタバレ感想OK】「ぼくの妹」