■4/16(水)「第52回優秀外国映画輸入配給賞授賞式、受賞記念特別試写会『ミスターGO!』」
18:00 授賞式 18:40  上映会
イイノホール

昨日、「ミスターGO!」の試写会に行ってきました。
この試写は、「第52回優秀外国映画輸入配給賞授賞式」で最優秀賞をとられたギャガの配給外国映画作品ということで、「受賞記念特別試写」として「ミスターGO!」が上映されました。

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「ミスターGO!」、一体どんな作品なの〜?と思っていましたが、奇想天外、荒唐無稽とも思える設定を、『もしかしたらこういうこともあるかも‥』と思わせる!?リアリティのある(?)筋書きに仕上げられていました(笑)。
ちょっと盛り込みすぎな感も無きにしも非ずかな、でしたが、エンターテインメント作品としても見事で、ところどころ観客からも大きな笑い声が起こっていました。
特筆すべきはミスターGOことローランドゴリラ「リンリン」のCG!
そういった賞も受賞している作品なので、力を入れられているのはわかっていましたが、CGだとわかって観ていてもそうは思えない、一体どうやって撮影したんだろうと思うようなシーンばかりでした。
なので、この作品では『面白いけどCGだと思ったらちょっと興ざめ‥』なんてことはないと思います(笑)。
そしてオダギリは既に情報として出ているように、日本の球団中日ドラゴンズ(ここは実名なんですねえ笑)の「伊藤オーナー」として登場。
総出演時間はそれほど長くありませんが、ちょこちょこと思った以上に登場していた‥かな?(笑)
年配の方も結構目につくような試写会でしたが、どれくらいの方がオダギリが出演していることを知っていたのかな?
あのビジュアルのオダギリが登場した途端、会場から『ほらほら‥(オダギリジョーだよ)』という反応と、『え。オダギリジョー!?(くすくす)』風の2パターンの反応があった気がしました(笑)。
当然ながら、ザ・韓国野球界!という作品ですが、日本の野球界へのリスペクトもちょっと感じられるかな、というところもあり、野球が好きな人にとっては、映画プラスアルファの面白さがあるかもしれないですね。(私はプロ野球は全く観ていませんが、子供の頃、ソフトボールの選手の一員に(学校に勝手に)選出されて、地獄の猛特訓の末試合に出場させられていたので(笑)、「野球のプレイをする」というところでは多少思い入れもあり、興味深く観ました)
ストレスが溜まっている方、ミスターGOが振ったバットにボールが当たる音はストレス発散できますよ〜(笑)


ロビーのスクリーンを撮ったもの。
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そしてそして。映画と同じくらい興味深かったのがメインの授賞式。
審査委員長として、映画評論家の品田雄吉さんが登場された時にはテンションが上がりました(笑)。(映画祭などでも何度かいらしていたことはありますが)
この賞は、1年間に公開された全ての外国映画を対象に審査が行われ、「この1年で日本映画界に多くの影響を与えた作品を輸入し公開した配給会社」を表彰するもの。
最初に挨拶をされた「一般社団法人外国映画輸入配給協会」の会長、そして品田雄吉さんのお話で印象に残った言葉は、「映画はビジネスであり文化」「外国映画の輸入配給を生業としている人たち(を表彰する賞)」「興行成績だけを考えるならもっと他にも作品はある中、よくこんな作品を見つけてきたなと感心する」「今年は(毎年入っていた)アメリカ映画は入っていない。(恐らく、アメリカの映画を配給するアメリカの配給会社(の日本支部のようなところ^^;)が入っていないということだったかと)今年は日本の会社の方々だけとなった」などなど。
受賞した会社は

【最優秀賞】ギャガ株式会社
「それでも夜は明ける」「鑑定士と顔のない依頼人」「タイピスト」

受賞理由としてのお話の中で一番印象に残っているものは、「『それでも夜は明ける』で(米)アカデミー賞で作品賞を受賞したその週末から日本で公開するという絶妙なタイミングだった」というもの。その他、いろいろな世代や人に作品を届ける戦略の評価、といった内容でした。

その他、「優秀賞」1社、「奨励賞」2社が受賞されていましたが、どこも規模の小さな配給会社。
ただ、その受賞理由や受賞コメントがやはり興味深く、

【優秀賞】有限会社 ロングライド
理由「作家性の強い個性に富んだ良質な作品」他

【有限会社 セテラ・インターナショナル】
理由「『パリのエストニア人』というタイトルを『クロワッサンで朝食を』という邦題にし、多くの女性観客を集めた」

コメント「これからもヨーロッパの良い作品を届けたい」

【株式会社新日本映画社/エスパース・サロウ】
理由「良質でも日本で公開するにはちょっと冒険という作品をたくさん買い付けした」他
コメント「他社はこういう賞の常連でヒットも出される。でもうちは珍しい映画を持ってくる係」「新しい分野の映画をもってくるのはチャレンジだと思っている」

オダギリが海外の映画祭に参加している時も、世界各国のバイヤーの人が映画を買い付けに来ていますが、こういう人たちなんですねえ。。
わかっていた部分もありましたが、生の言葉でお話を聞けて、映画公開のその裏側をはじめ、どんな苦労があるのか、どれだけ「映画を観る目」と「個性」が必要なのか、そして、それらをいかにヒットさせられるよう計算されているのか‥をほんの少し覗けたような気がして、本当に私にとっても貴重な時間となりました(>_<)


こちらは新宿駅の「極悪がんぼ」(笑)。
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