今日は阪本順治監督とオダギリ二人だけの舞台挨拶があるということで、MOVIX亀有というところに行ってきました〜
もうすぐ映画館というところで、この日のイベントに関係あるのかないのか?こんなトラックが停まっていました!(撮り方が悪くてなんだかわかりませんが、白い巨大なトラックです)

131020_140015











10/20(日)「人類資金」舞台挨拶
MOVIX亀有 
14:15の回上映終了後
登壇者:阪本順治監督、オダギリジョー

実は今回、前半分の真ん中辺りのブロック‥というイメージで席を取ったら、見事!?前過ぎる席に^^;映画がちゃんと観られるかなあとちょっと心配だったのですが、見上げれば普通に観られてホッ。ただ、前だけど最前列ではなかったので、逆にオダギリの足元(=靴)が全然見えずちょっと残念でした。(前方は客席とステージがほぼ同じ高さだったので)
 
映画の上映が終わったところで、劇場の方からちょっとびっくりのアナウンスが。「悪天候による渋滞のため、登壇者の方の到着が遅れています」。
今日はあちこち飛び回ってくれているもんなあ(>_<)「お急ぎの方は払い戻しをさせていただきます」というちゃんと行き届いた案内まで。
最低でも20分(待つ)と言われいてたけれど、案外あっという間に時間は過ぎて、駆けつけて下さったお二人が観客が使用する入口から登場。お疲れ様です(>_<)
 
オダギリの服装は‥イラストのような感じ(>_<)(なんでか気が向いて描いてしまったものの、いつもの簡単バージョンしか描けず、時間を使った分かなり後悔‥
オダギリのコートのようなカーディガンは杢グレーのニット。パンツは細身の黒。靴は見えず。帽子はフェルトのような感じで、まあるく可愛い感じ。(写真の撮り方が悪く、歪みました‥)
退場の時初めて見えた背中のデザインも変わっていて、ボタンは全部外され、歩く度に裾がひら〜としていました。

20131020odagiri
 


←背中













司会進行役は松竹映画宣伝部のナガイさんという男性です。
 
★一言ずつ。
 
阪本監督:雨の中、ほんとにありがとうございます。遅れてしまってすみません!宣伝部から走れ!と言われたけれど走れなかった(笑)。この映画を日曜日に選んでいただいて嬉しく思います。
 
その後、映画と世の中の流れを重ねて振り返るお話をされた後、やっぱり何度か「遅れてすみませんでした」と。
 
オダギリ:え〜こんばんは、オダギリです。柏からすごい渋滞で、雨が重なったのと台風とでお待たせして申し訳ありませんでした。
そんなバタバタの中、何を話すべきなのかちょっと、え〜”すいませんでした”が一番大きくて‥(会場笑い)
 
オダギリ、ここから淡々と、でも一人でとてもたくさんしゃべっていました。書ききれなかったのですが、オダギリが言った(はずの)印象に残ったキーワードは『  』でくくっておきます。
 
この映画は今の日本映画界では作るのがなかなか難しい映画。『勇気を持つ映画会社と映画制作社』『情熱と愛情を持って一丸となって作った作品』です。>
 
<僕は大作や人が入るような映画に出たことがないんですけど(それは言いすぎ!と内心突っ込む^^;)僕が関わる作品はそういう挑戦してる映画』
 
<そういう映画に人が入ればベストなんですけど‥。『僕が出演するタイプの映画で人が入ればこれ以上の幸せなことはない』ので、是非みなさんも(何かお願いの言葉^^;)>
 
★オダギリさんにはどういったイメージでオファーをされましたか。
 
阪本監督:見ていただいたらおわかりのように(鵠沼は)騙される役なんですね。(会場笑い)
 
オダギリも笑っています(笑)。
設定では「親のコネで若くしてヘッジファンド代表をやっている人」だそうで、
 
阪本監督:オダギリくんのイメージというより、オダギリくんがやってくれれば、『この人だったら騙されても仕方ないなあ』ってお客さんが思う‥ということでオダギリくんにしたわけではなくて(笑)(会場笑い)
 
オダギリ:はは!(笑)

監督のお話では、自分がこんなチャレンジをしようとしているということを漏れ聞いたオダギリが、台本を見る前にも拘らず自ら手を挙げてくれたのだとか。そして、そんな話を聞いてオダギリに甘えさせてもらった‥という風に言われていました。
 
阪本監督:でもロシア語喋る役とは思わなかったんだよね?
 
オダギリ:そうですね、あの〜‥正直(映画に出られるなら役は)何でもよかったんですけど。ははっ(笑)(会場笑い)
こういう映画に自分が関われるということだけでよかったので。まあ、本を読んでみたらロシア語だらけで‥逆にやられたなっていう(笑)。
 
★ロシア語は苦労されましたか。
 
オダギリ:もう意味とか全く考えずに丸暗記でしたね。歌を覚えるように。
 
お二人の話では、日本語で読んだ時の感情をそのままロシア語に乗せるとダメらしく、日本語のように語尾に抑揚はつけないでと言われたとオダギリも話していました。
 
ここで観客の方からの質問。
 
★作品を作る時に意識している「エンターテインメント性」と「(なんだったか忘れましたが「現実性」というようなことでした‥)」と「アート」の割合は。
 
阪本監督は作品の根本的なところからのお話だったので、全然書き留められず。。
ただ、意識していること(?)の1つは「俳優さん」で、「誰かに引き寄せられて来てくれればいい」と言われていたのが印象的でした。
あと、「身体の動き=アクション」「ユーモア」ということも言われていました。
オダギリも横から、『監督の映画はやっぱりメッセージ性が強い』『今回も誰も手がつけられないような作品にしてましたし、それをうまくエンターテインメントにしてらっしゃる』と話していました。
 
★(映画に出てくるあるシーンに関連して)お二人の間で隠語は何かありましたか?
 
(二人の間で隠語‥というところで戸惑うお二人/笑)
いやあ〜と言いながら、腕を組んで目を閉じて首を捻って考えながら、

オダギリ:‥映画的な業界用語だとたくさんありましたねえ?
 
阪本監督:‥オダギリくんと「この世の外へ〜クラブ進駐軍」という作品で仕事した時は、彼若かったから、僕のことを「順治!」とか「順ちゃん」とか言ってましたね。
 
監督の口から「この世の外へ〜クラブ進駐軍」というタイトルが出た時、想像をはるかに超える感激に浸っている自分がいることに気づきました‥(T▽T)
でも「順治」「順ちゃん」って^^;
 
オダギリ:(笑)いや、昔ですからね?^^;今はもう、心を入れ替えてます(笑)(会場笑い)
若い時はちょっと‥(小さい声で)まあバカでしたね(笑)。
‥(でもその話題は)隠語ではない‥(笑)(会場笑い)
 
この後、MCの方から話題が振られ、4カ国で撮影した際、「よーい、スタート」という掛け声を、監督はそれぞれの国の言葉で言われていたという話が。そして、ロシア語、タイ語などの「よーい、スタート」を披露。でも、タイに移ってもついロシア語で言ってしまったりしたと監督(笑)。
 
★もう一問質問‥と言いながら、結局時間がなくなり最後に一言ずつ。
 
オダギリ:はい、あの〜‥いやっ、僕が言いたいのは頭に言ったので‥‥そんなにもうない(笑)。
 
思いました思いました、オダギリかなり長く一人で喋ってたなあと。そして、「‥そんなにもうない」の言い方がなんだか可愛くて、今も思い出し笑いしてしまう(笑)。
ここでオダギリ自ら、だったら何か短めの質問に答えましょうかと*^^*
 
(会場より)この映画でほかにやりたかった役は?
 
オダギリ:あ、僕がやりたかった役?この作品で。ええ〜〜っとねえ〜あ!あの、ユ・ジテさんの役が‥
 
でもここで質問者の方から「アクションも?」と言われて、
 
オダギリ:あぁアクションあるからやめといた方がいいかな^^(会場笑い)
ん〜〜‥未來くんの役も大変ですからねえ。ん〜香取くんの役って言うと怒られそうですし。‥やっぱり、収まるところに収まったのかな。
 
ここで阪本監督も『オダギリくんは主役をやりたい!というより、台本をしっかり読んで、本当に自分の興味で役を選ぶ人なので、だから好きなんですけど』というような素敵な話をして下さった後、なぜか『新島襄さんとか』と言って会場の笑いを誘っていました(笑)。(オダギリも笑っていました)
 
そして最後。断片的にしか覚えていないのですが、阪本監督が
『お金というのはその国の信頼で成り立っている。信頼というのはその国の政府に対してじゃなく国民へのものだと思う。つまり、お金が僕たちを支えているんじゃなく僕たちがお金を支えている』
お金の使い道をちょっと変えればなにかが変わるかもというロマンを感じた』
というようなお話をされていたことが印象に残りました。
そして、最後の最後、「ほんとに今日は‥」。
『ありがとうございました』かな、と思いきや、「‥遅れてごめんなさい(笑)」
監督、いい人だ(笑)。