130921_1613479/21(土)「人類資金」特別試写会&トークイベント
国際フォーラム ホールC
登壇者:阪本順治監督、福井晴敏さん、古市憲寿さん、現役大学生30名

「人類資金」の試写会&トークイベントに行って参りました。 
あまり映画の内容をよく知らないで観る人には、最初の方の展開がやや急過ぎないかな‥などという気がしないでもないで観ているうちに、物語、そして映画の大きな流れに引き込まれていました。

オダギリが演じていたロシアのヘッジファンド代表鵠沼の登場時間に関しては、あまり期待しない程度で観た方がいいかも‥でした(笑)。
ただ、迫力あるロシア語のシーンなどもありましたし、画像などでも予想がつく通り、何種類か登場する衣装は全部パーフェクトに似合っていてさすが!でした
あと、私が鵠沼という役になんとなく抱いていた印象、勝手にイメージしていたものがあったのですが、『‥あれ?』という感じで、いい意味(?)で裏切られた部分もあり(笑)。
もう1つすごく余計なことを書くと、香取さんとオダギリのシーンでも「新選組」の「新」の字も思い出しませんでした(笑)。

試写の後は監督、原作者などゲストの方々が登壇されてのトークイベント。
その中に、ご自分でも『作品とは全然関係ないのに、作品がいいと思ったのでこの場に来てしまった』風におっしゃっていた社会学者の古市憲寿さんがいらっしゃったのですが、正直なところ、個人的には普段あまり好‥ムニャムニャ‥な方で^^;‥。。でも、このトークイベントでは観客側の感覚に立ちつつ、作品に関わる背景、社会問題、素晴らしかったと思う点などをわかりやすく、かつ鋭く語って下さって、作品と観客を太く結んで下さるパイプ的役割を自然と果たして下さっていたような印象で、あの場では(私には?)とても重要な存在だったなあと感謝でしたし、やっぱり頭の回転の早い方だなあと感心しました。

また、みなさん、どちらかというと雄弁な方たちなので、どのお話も面白かったり「なるほど‥」だったりしたのですが、私は特に阪本監督の『(福井さんの)あらすじやプロットを読んで、ロシアや〇〇、△△、国連‥という設定を知って「‥映画化前提で書くって言ったよね?」と予算の心配をしながらも感動した』というお話と、『女川出身の女子大生と話をした時、(震災のあった3月11日を)「3.11」という風に記号化されて言われたくないと聞いてから3月11日と言うようにしている』(私も絶対言いたくないし言えないので)、更に『台本がまとまりかけた頃に3月11日が来た。2014年と設定している以上、登場人物全員がそれを経験していることになる。台本を書き換えなければいけないと思った』というお話が印象に残りました。

30人の大学生たちに関しては、指名された人が感想を述べたり、質問したり、司会者から質問されたり。
早稲田、慶応、東大、立教、法政、駒澤、日本大、東京女子大‥などなどの男女の学生さんが参加されていたようでした。

トークイベント関連記事。シネトピのものにはかなり詳細な内容がアップされています。

映画『人類資金』の阪本順治監督、作品作りの哲学を語る(ぴあ映画生活)

社会を変えるとは?「人類資金」阪本順治監督ら、現役大学生と熱論交わす(映画.com)

映画『人類資金』現役大学生30人と議論!?阪本順治監督×福井晴敏(原作)×古市憲寿(社会学者)特別試写会トークショー(1/3)(CINEMA TOPICS ONLINE)
映画『人類資金』現役大学生30人と議論!?阪本順治監督×福井晴敏(原作)×古市憲寿(社会学者)特別試写会トークショー(2/3)
映画『人類資金』現役大学生30人と議論!?阪本順治監督×福井晴敏(原作)×古市憲寿(社会学者)特別試写会トークショー(3/3)

阪本順治監督×福井晴敏(原作)×古市憲寿(社会学者)特別試写会トークショーレポート(「人類資金」公式サイト)


130921_161357_1