実際に参加された方、質問した方などからもコメントをいただき、貴重なお話もお聞きできたのですが、
＜1/22（日）「マイウェイ 12,000キロの真実」T・ジョイリバーウォーク北九州舞台挨拶＞
の様子がネットラジオの方でオンエアされましたので、そちらの内容をアップします。
（ただ、一部オダギリ自身がネットに出さないでと言っている部分があるため、その部分はカットし、簡単に紹介しています）
また、舞台挨拶の様子がオンエアされた後と、16時前くらいに、ラジオのパーソナリティのお２人がオダギリについて話されていたので、それもちょこっと紹介しておきます。



〜1/25（水）『あらかるとキタキュー』（FM　KITAQ）にてオンエア〜

■1/22（日）「マイウェイ 12,000キロの真実」T・ジョイリバーウォーク北九州舞台挨拶
T・ジョイリバーウォーク北九州　
12:30の回上映後
登壇者：オダギリジョー

（〇〇となっているところは聞き取れなかった部分です）

地元のアナウンサー？といった感じのMCの男性の方（以下MC）：
あの〜まずいろいろ伺っていきたいんですが、ここ北九州という場所なんですが‥

オダギリ：はい。

MC：来られたこととかはありますか？

オダギリ：いやっ、ありま‥すね。あの、「サッド・ヴァケイション」という映画で‥１週間２週間くらい滞在してました。

MC：ん〜（なるほどという感じで）何か印象に残っていることとか、ものとかありますか？

オダギリ：焼きうどんですかねえ？

MC：（再びなるほどという口調で）焼きうどん‥（会場からは拍手）
〇〇〇ありがとうございます（笑）。

オダギリ：‥ハハ、ありがとうございます。さっきも焼きカレー食べました。

MC：あ、そうですか！（笑）　移動中ちょっと寒かったと思いますが、急に冷え込んで参りまして。

オダギリ：そぉうですねえ〜ええ〜
ま、東京は雪降ってるとか言ってましたからねえ。

MC：そうらしいですねえ。

オダギリ：あったかいですよね、九州はねえ。

MC：（観客に向かって？）たくさんの方、お越しいただきまして、ありがとうございます。

オダギリ：はい、ありがとうございます〜

MC：また、作品についてもいろいろとお話を聞かせていただきたいんですが‥

オダギリ：あ、そうですか〜？

あまり気乗りがしないようなオダギリの口調に、会場からも笑いが起こります（笑）。

MC：よろしいですか〜？ハハハ（笑）。
まず‥どうでしょうね、あの、撮影期間も何ヶ月も、半年以上‥8ヶ月ちょっとということなんですけれども。。

オダギリ：そうですねえ、はい。

MC：かなり体力がついたんじゃないかなと（笑）いろんなシーン観てて思ったんですが。

オダギリ：はい‥（笑）（と笑い出しながらMCの方に）質問、困ってます〜？

MC：うーん、困ってませんよ！（笑）（←音では困ってますよと聞こえますが恐らく/笑）最初の、最初の質問ですよォ。えへへ（笑）。

オダギリ：体力がついたかどうか‥？

MC：なんかすごい、足が速くなったんじゃないかと思ったんですけど。

オダギリ：ああ〜〜そぉう‥ですねえ、あぁの、‥まあ‥こんな話を、していいのかどうかわかんないですけどね。
やめときましょうか？（笑）

MC：（焦ったように）やめときますか！？＾＾；　

会場からは（というか、近さ＆声から、これをオンエアしているラジオの女性パーソナリティの方の声では!?‥と思ったり/笑） 「えー」「聞きた〜い！」の声。

MC：（その声に？）聞きたい

オダギリ：あの‥ま、この作品を始める前からちょっと、マラソン指導を受けてまして。
ま、結局あれから考えると‥1年半以上もう走ってるんですよ。今も走ってるんですよ。

MC：あ、撮影終わられてからも？

オダギリ：はい。なんかちょっと走り‥は・し・り・たい（一言ずつ区切って強調）感じになってきて‥‥結構、あぁの〜もうランナーっぽい、感じに、なってきてるんですね、今。

MC：へえ〜

オダギリ：ええ（笑）、自分で言うのもなんなんですけどね（笑）。（会場クスクス）
で、あの〜ちょうど撮影中に一度、マラソン大会に参加して、ま、それはハーフだったんですけども22キロ‥走ったんですよ。で、まあ、2時間切ればなかなかいいほうだと聞いてたので、あぁの、それ目指してたんですけど、2時間5分だったんですね。ま、惜しかったんですけど。

MC：でも、すごい記録なんじゃないですか？

オダギリ：まあ、まあ、まあ、まあ！な、感じなんですけど。

これは『まあ！まあまあではあったんですけど！』というような口調です（笑）。

オダギリ：で、ま、1年半こう走り続けて、この間あの、またハーフ出場したんですよ。
いや、やっぱよく走っているもんで〜‥

MC：ええ！

オダギリ：結局2時間‥15分でしたね。（会場爆笑）

MC：増えてますね？

オダギリ：増えてました、びっくりしました。なんでこんな走ってんのに、10分遅くなったんだろうと思って。
人生何が起こるかわかんないですね（笑）。

MC：じゃあ、今でも時間があいたらちょっと走りたくなったりとか？

オダギリ：そうですね、たまに走ってますねえ。

MC：そうですか、へえ〜。もうそれは季節問わず？

オダギリ：そうですね！‥ええ‥ふふふっ（笑）。

MC：あまりマラソンの話で深めるのもと思いますが（笑）、すいません、失礼致しました。

オダギリ：いえいえ。
MC：ま、実際撮影期間中も‥ま、もちろんね、あの、走り込むことも多々あったでしょうし、あとは、わぁ〜すごい爆発の中、すごい、いろんな土やらなにやら血やらが飛び交う中。。

オダギリ：そぉうなんですよねえ〜

MC：かなりの撮影だったんじゃないかなと‥思いますが。

オダギリ：ええ、本当に大変な現場で、あの〜エキストラの方とかも、火傷しちゃったりとか、そういう人たちが、ところどころに出てたんで‥ええ、本当にこう、みんな緊張してましたね。

MC：うーん。。あの、ほんと、間近で着弾するシーンとかが、ほんとたくさんありましたよね。

オダギリ：そうですね〜あぁの‥着弾どころか、隣りで火がついてる場合もありましたよねえ、後で観てみると。

MC：ええ、「後で観てみると」（笑）。

オダギリ：ええ。現場だとやっぱりもう‥わさわさと‥忙しいんで、そこは気づいてなかったんですけど。
あれ観ると、ちょっと引きますよね、そこまで‥撮影‥とは言えね？ええ、そこまで撮るべきなのかどうか、ちょっと監督に疑問ですけどね。

‥と、ここにいない監督をからかっているような雰囲気です（笑）。

MC：（ちょっと困ったように）ははは（笑）。ただそのリアルさというかですよ？あの〜みなさんもう多分、戦場にいらっしゃるような感覚になったシーンとかあったと。。。ま！戦場に行ったことないからですね、我々は！

オダギリ：まあ〜そうですよねえ。（ずっとそうですが、かなりのまったり口調です/笑）

MC：ほんとはどうなのかわからないんですが！

オダギリ：ただほぉんっとに撮影現場だけでもしんどかったので‥

MC：ええ、ええ。

オダギリ：ほんと戦場は、まあ！とんでもない世界でしょうねえ。

MC：う〜ん。実際にじゃあ撮影が始まると、その現場の雰囲気はやっぱり、ピリッと、一気に？

オダギリ：そぉうですね。ほんとに‥あの〜‥ま、大体１つの戦闘シーンに、1ヶ月、2ヶ月くらいかけてるんですよ。なのでその間はみんな、もう事故や怪我のないようにということを毎朝‥なんか号令みたいな感じで‥
‥あぁの、ま、号令みたいな感じではやってなかったですけどね？

自分の発言を他人事のように流すオダギリに会場からは笑いが（笑）。

MC：どっちなんですか！（笑）

オダギリ：‥やってるような雰囲気で！‥

MC：なるほどなるほど！（笑）

オダギリ：‥みんな気をつけてましたけどねぇ。

MC：そこはカン監督が‥やっぱり指揮を執るところなんですか？

オダギリ：そうですね、あの〜ほんとに監督は、ん〜なん、なんていうんですか、なんとかコート‥あの、サッカー選手とかよく着てるような‥

ベンチコートかな？

MC：あ、長い丈の？

オダギリ：ええ！なんかあの、スポーツ的なコートあるじゃないですか〜。
ああいうコートを2、3枚着て、あの〜ニットの帽子かぶってマスクつけて、ホントに完全防備してましたねえ。

MC：‥（笑）（会場笑い）

オダギリ：危険が伴う現場だったっていうことなんですけどねぇ。

MC：チャン・ドンゴンさんとは‥やはりその‥同じシーン、もちろんたくさん‥ねえ？殴り合うシーンとかもありましたし、かなり話は詰めたりはされたんですか？

オダギリ：そぉうですね〜でもお互いにそんなにあの〜話したがりじゃないので、まあ、ぼそぼそと話し合うということですかねえ。

MC：（なるほどという感じで）フゥ〜ン。実はその、ま、物語はどんどん‥その〜辰雄との友情が深まっていくシーンの流れでしたけど‥

オダギリ：そぉうですねえ。

MC：すごく表情が‥だんだん近いものになってきたなという僕の印象だったんですが。

オダギリ：あ！あの〜特に‥ソ連、ソ連の収容所辺りですかね、雪がブワーと降ってるとことか、あの、自分で見てもどっちがどっちかわかんないですね。（会場笑い）
ふふっ（笑）、〇〇〇なっているし（笑）、ええ、ま！‥誰が誰だかわかんないですよね、あそこは。（会場クスクス）

ああ〜やっぱり！映画では無かったものの、スチール写真、ポスター写真などでは、一瞬‥オダギリ？とチャン・ドンゴンさんを見ていたりしていた私＾＾；
こんなこと初めて〜＾＾；と思っていたのですが‥ご本人もそうだったとは

MC：ま、あそこまでのねえ〜状態だと（笑）。

オダギリ：〇〇しいですからねえ？

MC：ただ‥イ・ジョンデの‥アントンになっちゃったイ・ジョンデの変わりようったらなかったなと（笑）。

オダギリ：ああ、素敵ですよねえ〜
（それを聞いて笑うMCとお客さんに対して）いや！ほんとにいい俳優ですよ〜はい。
あの、彼、が‥ちょうど、撮影中だったのかな？３人目の娘さんが出来たんですよ。

MC：あ、そうなんですか！

オダギリ：ええ。だから僕、命名したんです。

MC：‥名前つけたんですか！？

オダギリ：‥名前つけたんです（笑）。

MC：ほぉ。なんと？

オダギリ：‥や、名前忘れたんですけど。（会場爆笑）

MC：実際そのお名前、つけられたんですか？

オダギリ：そうなんです、本気にしちゃって。（会場笑い）
はい、だからちゃんと、僕が、命名。。なん、なんかゴッド・ファーザー的な感じで‥ええ。

MC：あら！じゃあその子大きくなったら、もしかしたら‥

オダギリ：そぉうですねえ。。

MC：ねえ？

オダギリ：殺されるかもしれないですよね（笑）（会場笑い）、刺しに来るんでしょうねえ？

MC：イヤイヤイヤ、自慢しまくると思いますけどねぇ？（笑）

オダギリ：そうですかねえ。

多分、MCの方は元々「大きくなったら、もしかしたら自慢しまくるんじゃないですか」と言いたかったのではと思いますが、「そうですねえ」「ねえ」と一見話が合っているようでいて、計算してか自然にか、全然違う方向（「ゴッドファーザー」話）に話を持って行ったオダギリとの、和やかなチグハグさ加減がかなりおかしい‥（笑）

MC：いやほんと、あのシーンもそうですけど、人ってやっぱり環境によって、こんなにも変わっちゃうんだなっていう‥

オダギリ：そう‥ですねえ、今回そういうシーン多いかもしれないですねえ、ええ。

MC：実際自分があの現場にいたらどうなっちゃうんだろうなって、多分、ご覧の方も思われた方多いんじゃないかなと思いますけど、なかなか辰雄のようにはいかないなっていうのが感想なんですが。

オダギリ：（いきなりMCの人に対して）‥優しい語り口調ですねえ〜（会場笑い）

MC：（照れたようにぶはっと吹き出す/笑）

オダギリ：ははっ（笑）、ほぉんとに。柔らかな‥（笑）

そう言っているあなたこそ、相当な柔らかさだと会場中の人が思っていたと思いますが（笑）。

MC：そぉうですかっ（笑）ありがとうございますっ（笑）。

オダギリ：ええ。なんかねえ‥ほっとしますね。

MC：アハハハハ！あの〜じゃ、ずっと居ていただきたいなと‥（笑）

オダギリ：ありがとうございます（笑）。

MC：‥思いますがっ（笑）、そういうわけにもいかないんですけどね＾＾；
あの〜どうでしょう、冒頭で僕‥ね？みなさんの意見を代弁してなんてこと言っちゃいましたけど‥

オダギリ：ええ。

MC：なんか、よかったらなんかみなさんからねえ？

オダギリ：（観客に）あ、みなさん、なんか聞きたいことあったら、むしろ‥そっちの方を答えましょうか。

MC：もうあの、オダギリさんも70年回以上目かなんですよね、これ、ね？

オダギリ：まあそうですね‥舞台挨拶がもうだんだん‥も、飽きると言うか‥（笑）（会場笑い）苦労を伴うものになってきたので、ま、みなさんもし聞きたいことがあれば、そっちに答えますけどね。なんかありますか？

ここで、実際にはいくつかの質問があったようですが、映画の内容にちなんで「オダギリさんにとって信念にしていることがあれば教えて下さい」という質問が。

オダギリ：ええ〜〜っ。もうほんとに取材の域に入ってきましたね。
最近の信念、なんですけど、ここ2、3年‥これ、あのちょっとほんと真面目な話をしますよ？じゃあ。あの〜‥ただTwitterとかに書かないでくださいね。（会場笑い）

‥とのことなのですが、話の内容はこれまでオダギリが語ってきたこともあるようなもの。
ただ、かなり具体的に説明していることを伏せたかったのだろうと思うので、その部分は省略し、最後に自分の発言を自分でまとめているところから。

オダギリ：‥最近のあの、なんか自分のテーマというか、あの〜いつもこう‥浮かんでくるのが、あの‥「武士は食わねど高楊枝」、でしたっけ。あの〜そういう‥うん、信念ですかねえ。
余計な、自分の‥好きな作品じゃないのに足を入れるっていうことはやめようかな。なんかそれくらいですかね、信念は。はい。（会場拍手）

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と、ここで舞台挨拶のオンエアは終了。その後は、舞台挨拶時に最前列に座られていたという番組パーソナリティの２人の女性が、オダギリジョーさんは「柔らかい口調でゆっくりと喋る方」「オーラが違う」などと言われていました。

また、番組オンエア中の16時前くらいにも、再度この舞台挨拶話題が出て、「オダギリさんと同じ空気を吸えて嬉しかった」と意見が一致するやお１人は「鼻から口から思いっきり吸った」、もうお１人は「静かに興奮していた」と（笑）。
あと、「とにかく顔が小さい！」と当然ながらこちらもお２人の意見が一致、具体的に「横幅が細い」ということを一生懸命説明されていました（笑）。
更に衣装についても説明しようとするものの、あの複雑な衣装をなかなかお洒落には説明できず。。（笑）
帽子も魔法使いみたいな帽子で‥！と力を込めつつも、「ハリーポッター」という名前がなかなか出て来ず（聴いているこちらにはすぐ伝わったのに/笑）、やっと思い出して、「ハリーポッター」のどこそこのシーンで誰々が被っていたものとそっくり！と通な（？）ことを言われて盛り上がっていらっしゃいました（笑）。