遅くなりました‥メモをなかなか復元できず。。
2回目からアップしましたが、こちらの方が先です。

1/14(土)「マイウェイ 12,000キロの真実」初日舞台挨拶
新宿バルト9 12:00の回上映後
登壇者:オダギリジョー、夏八木勲、佐野史郎、鶴見辰吾、カン・ジェギュ監督

舞台挨拶はオダギリとカン・ジェギュ監督の2人だと思っていたら‥お馴染み司会進行役の伊藤さとりさんが「監督とキャストの方々」というような言い方をされたのであれっ。
すると‥思いもよらぬ方々が次々と入場。
長谷川一族、親子三代が勢揃い。オダギリファン的には感無量(笑)。
また、この映画の中では数少ないいい日本人を演じてくれた辰雄父の佐野さんと高倉大佐の鶴見さんが揃って下さり、ちょっとホッとしたような気も(笑)。
(キャストの話の太字部分はテレビや動画の映像を確認して起こしたものです。また、上映後の舞台挨拶のため、ストーリーに関係してくる部分は白抜きにしてありますので、読まれる方は反転して見て下さい。携帯からの方は読めないと思いますので、その部分を「マイウェイ〜」ネタバレ欄に載せておきます)

ステージの上には、左から佐野史郎さん、夏八木勲さん、カン・ジェギュ監督、オダギリ、鶴見辰吾さん。

伊藤さん:まずは辰雄を演じられましたオダギリジョーさんです!

オダギリ。えーみなさん、おはようございます、オダギリです。
<動画より>えーっと、ようやく今日初日を迎えることができまして、本当にこう、考えてみると、
監督から‥えー声をかけてもらって、1年半からもうそろそろ2年が経つ‥それだけ長い期間、1つの映画に、えー携わるということもなかったので、ま、そういう気持ちをこう〜今日振り返って来ると、ほんとにこう、涙が‥えー‥ま、全く出ないんですけど。(会場笑い・お隣りに立つ鶴見さんも大笑い)
ほんっとにこう(笑)感慨深い‥ははは(笑)(会場爆笑)

オダギリが笑っているのは、2回目の舞台挨拶の時と同様、監督が『おいおい』という感じのうなだれポーズでオダギリの肩に手を置いたから(笑)。

オダギリ:はは(笑)、あのっ、いやむしろほんと、ようやく‥みなさんに観ていただける日を迎えられて安心してます。
えーま、感無量の気持ちと、安心と、え〜どこか脱力しかけてますね。
これから〜あの、この映画が、えー皆さまの力で、こう育っていうことを望んでますので、え〜みなさんご協力頂いて、えー回りの方に‥チョコっといいこと言っといて下さい。よろしくお願いします。

伊藤さん:続きまして、高倉大佐を演じられた鶴見辰吾さんです!

鶴見辰吾さん:鶴見辰吾です。みなさんこんにちは!今日はたくさんの方が観に来て下さってありがとうございます。
え〜僕は高倉大佐という役で出演しておりまして、俳優として外国の仲間と‥えー映画を作っていくというのはですね、すごくあの、日の丸を背負ってるような、そういった重責を感じて、えー、インする時に、クランクインする時にはちょっとした緊張を持って臨んだんですけども、韓国の映画のスタッフやキャストがすごく温かく迎えてくれて、非常にあの〜頑張って撮影することができました。

鶴見さんは2度目も食事の話題を出されていましたが、とてもおいしくてガッツリ食べて撮影に臨んだと、とても幸せそうに話されていて、一瞬映画の“高倉大佐”のことを忘れ、こちらまで幸せな気分に‥(笑)

鶴見辰吾さん:一番思い出に残っていることは、セマングムというとても寒い埋立地で、ノモンハンの戦闘シーンを撮ったんですが、空き時間にチャン・ドンゴンさんをはじめ、韓国の俳優さんたちがいるコンテナで、話をしたりしました。
チャン・ドンゴンさんは韓国のスターの中でも映画に拘っているいい俳優だと仲間の方も言っていて、いろんな話をして楽しい時間を過ごしました。
非常に過酷な撮影でしたが、気合いが入っていたせいか、大変だったというよりは嵐のように過ぎたという感じがします。
でも後で映像を見たら、足元で爆発していたり、すごいことをやってたんだなあと。。
一人でも多くの方に「マイウェイ」なかなかいいぞとお伝え下さい。どうもありがとうございました。

伊藤さん:辰雄の祖父を演じられました夏八木勲さんです!

夏八木勲さん:えー夏八木勲です。僕は約1週間ほどの出番だったんですが、今まで韓国映画はたくさん観てまして、素晴らしい映画をたくさん作ってるなあとすごく興味があったんです。どんな風な作り方をするんだろうと。
撮影現場では、若いスタッフがきびきびとスピーディに動いていて、監督の横には編集の機械などがズラッと並んでいて、うわ〜すごいなと感心しました。
あと、カン・ジェギュ監督が用意した絵コンテがキャスト、スタッフ全員に配られていて、みんな次にどういうことをしなければならないかわかっているのでとても能率的。我々も見習わなきゃいけないんじゃないかなあと思いました。
監督を頂点として、みんなが一丸となっていたので、これはきっといい作品ができるだろうなと。
是非友達、ご親族、ご兄弟たちにも観るようお勧め下さい。ありがとうございました。

伊藤さん:辰雄の父を演じられました佐野史郎さんです!

佐野史郎さん:こんにちは、佐野史郎です。
オダギリジョーさんの‥『父親』役ということで(笑)、

この時の佐野さんの言い方が、『なんとこの僕がオダギリジョーさんの父親役なんですよ』というような言い方だったからか、オダギリの口元がちょっと緩むのを目撃(笑)。

佐野史郎さん:‥ちょっと威厳のない父ですが(笑)、
この映画の中では数少ない平和主義者です。
出演シーンは1週間ほどの撮影で終えたんですが‥映画を観ると、非常に重要な導入のシーンだったので(笑)、改めて自分の役柄の責任の重さを痛感しました。
ちょうど震災直後の撮影だったので、韓国のみなさまには本当に優しくしていただき、映画というのはよく言われるように“国を超えた共通言語である”と強く感じました。

ここで、これまでにも海外の作品や戦争映画にも出たことはあり、鶴見さんとも昔、共演させてもらったが、鶴見さんは20何年経っても戦い続けているのに、自分は戦地にも行かず本当にすみません!と(笑)。
また、ここでも、「この作品はファンタジーだと思っている」とも。

佐野さん:残酷なシーンも多いですが‥中学生以上の方‥(だったら大丈夫かな?という感じの表情をされた後)もし!僕が中学生だったら、真っ先に観て教えてあげたい映画です。
どうぞ、多くの方に観ていただけたらと思います。

伊藤さん:この映画を撮りましたカン・ジェギュ監督です!

カン・ジェギュ監督:前作の「ブラザーフット」は非常大きな予算で撮ったのですが、戦争映画なので女性が嫌がるんじゃないか、興行的に難しいのではと言われました。
今回、また戦争映画を撮ることになり、まずどうしたら女性に観てもらえるかを考え、日本と韓国両方の女性に好かれる俳優さんをということで、チャン・ドンゴンさんとオダギリジョーさんを選びました。
こうして日本や韓国で舞台挨拶をしてみますと、映画がうまく撮れたかはわかりませんが、キャスティングには本当に成功したなと思っています。
また親戚や同僚、家族、恋人を連れて、是非劇場に来て下さい。どうぞよろしくお願い致します。

「キャスティングに成功した」というところで、オダギリはニヤリという感じ?に、他のキャストのみなさんは「うんうん」という肯定的な感じに顔が少し緩んでいました^^
伊藤さん:キャストのみなさんは、カン・ジェギュ監督に“今だから言える”すごく大変だった話って何かありますか?

オダギリ:そぉうですね〜もう〜ほんとに最近‥珍しく宣伝でいろいろ働いているんですけど(会場笑い)、その取材で随分話“させ”られまして‥話すこともなくなってしまったところでこの舞台挨拶。。(会場笑い)‥ふふっ(笑)(と吹き出す)
一番話すことがないんですけど‥‥そぉうですね〜

とかなり考えながら、

オダギリ:撮影自体はほんとに大変だったんですけど、その中で‥まあ〜一番ウケがいい話をしますと!あぁの途中で僕が‥ソ連軍‥に〜、えー罰としてこう、吊り下げられるところがあるんですけど、あれ‥監督、ふんどしで行きたいって言い出して。(会場爆笑)
あの〜ふんどし(笑)であそこ、チャン・ドンゴン氏と2人で吊るされたら、日本人みんな笑いますよ?って言って(笑)。
あの〜ま、監督としてはね、こう、あの寒さの中で、酷く、こう罰を受けるという意味で、もう裸で、え〜裸にされるっていうことまでも、表現したいということだという説明は受けたんですけども、さすがにちょっと日本人はそれ‥受け入れられないんじゃないかなと思って‥。で、まあ、まずドンゴン氏が受け入れられないだろうなあと思って。(会場爆笑)
ま、ドンゴン氏の代わりに‥という意味でも、僕が強く!お断りして(会場笑い・鶴見さんも大笑い/笑)、それでまああの〜軍服を着てでの吊り下げ、になったんですけども。

オダギリたちは吊り下げられる際、軍服の下にハーネスという、身体を支える器具を装着していたそうなのですが、自分の重さがその器具にかかって本当に辛かったそうです。
↓動画がアップされましたので、そこから追記^^;

オダギリ:あれあの軍服の下にハーネスっていう、こう身体をこう固定して、まあなんて言うんですかね、そこ、を、軸に吊り上げてるんですけど‥もぉうっす・べ・てっのこう、重さがそこにかかるんですよ。

オダギリ:で‥ま、それ(ハーネス)を軍服の下に着れたんで‥ま、どうにか辛くてもできたんですけど、裸だったらそれ、死ぬでしょうと(笑)。(会場笑い)
ほんと言うと、裸だったらロープで吊るすしかないわけですから、ほぉぉんとに死んだんだろうなあと思って(会場笑い)
あぁの〜そこだけはほんとに強く反対してやめさせて良かったなあと思いますね。
まあ、ほかにもねたくさんもちろんあの、大変でもう〜逃げたい日々だったんですけども、まあ〜今振り返るとほんとに‥なんか、あの日々を乗り越えられたので、まあ、ある程度‥んー、辛いと思われる台本も、え〜乗り越えられる自信に繋がりましたね。(拍手) あ、すみません(と軽く頭を下げる)拍手までいただいて。
‥そんなとこですね!はい。ありがとうございます。

伊藤さん:チャン・ドンゴンさんもオダギリさんが長い時間吊り下げられていたっておっしゃっていましたね。

オダギリ:そぉうですね。ええあの〜結構‥本当に想像を絶する苦しさなんですよ。もう、すぐにでも!吐けるような。(会場笑い)
そういう環境だったんで‥なるべく早く撮ってほしかったんですけど‥まあ、いろんなことがありますからねえ。ええ。大変でした。

鶴見辰吾さん:僕は撮影現場がちょうど冬で、セマングムというところで撮ったんですけども、エライ寒い所で、地面がカチカチに凍っていて
(ネタバレ→)そこで切腹のシーンを撮ったんですが、さらし1枚で、腹を切った後に仕込んでいた血のりをバッ!と出すと、パンツがびしょびしょで(会場笑い)、もう、下半身から冷えて寒くて。
でも、スタッフが気遣って毛布やストーブを持ってきてくれて‥そこで文句を言ったら日本の恥、と思って我慢しました(笑)。それくらいでしたね!(笑)

夏八木勲さん:僕は戦闘シーンもありませんでしたし、辛いというようなことはなかったんですが‥

夏八木さんの元の言葉が、メモからはもうすっかりわからなくなってしまっているので、内容を‥^^;
感心したことなのですが、もらった贈り物に爆弾が仕掛けられていて、開けようとする辰雄を押しのけ僕が爆殺されるというシーンがあり、監督は僕と瓜二つの人形を作ってくれたんです。そのために僕も韓国に行って、生ゴムのようなものを全身に塗ったりしたんですが。映画ではその人形はあまりわかりませんが、作ってくれたのは、ハリウッドで特殊メイクを学んだ特殊メイクのチーム。本当に素晴らしい技術に驚きました』
と。
確か、ハリウッドの師匠(?)に弟子入りして学んだ人たちが、韓国にも日本にもいるようだ、とも言われていました。
次は佐野史郎さん‥と振られ、

佐野史郎さん:
(吹き出しながら)‥『監督に言えないようなツライこと』ですか!?(笑)(会場笑い)
‥楽しい思い出しかなくて‥(笑)‥韓国、ものすごくご飯がおいしいんですよ。

佐野さんは韓国で散策したり、おいしいものを食べたりしたそうで、
『ほんっとに極寒の戦闘シーンがなくて申し訳ない!(笑)』
と頭を下げられていました(笑)。

あと、映画とは全く関係ない話なんですが‥ということで、
監督の友達でヤンジンソクさんというミュージシャンの方がカメオ出演されていて、友達になって。佐野さんは日本でどんなものを聞いているんですかと聞かれて、僕、くるりとか好きなんですよ、あ〜なんか聞いたことがある、というような話をして、東京に来られた時も一緒に飲んで。
で、気がついたら、この間、くるりとヤンジンソクさんが韓国で共演してるんですよ(笑)』
『映画を通じて、音楽界にも少しだけ関与したかな』と笑っていらっしゃいました(笑)。

ここで、伊藤さんから「
カン・ジェギュ監督にオダギリさんからサプライズのプレゼント」という言葉が。でも、振られたオダギリは、

オダギリ:あぁ。僕も‥忘れてました、ぐらいの‥
(会場笑い)

と、いつもの積極的ではないモード^^; そんなオダギリの元に赤いランニングシューズが届けられますが、

オダギリ:あ。僕が説明するんでしたっけ。
えーっと〜ランニングシューズで〜‥ま、見たまんまですけど。‥なんか、入ってるんですよね?

とやっぱりのらりくらり^^;
伊藤さんは『監督、お疲れ様でした!感謝を込めてランニングシューズのプレゼントです』という感じに渡してほしかったと思うのですが‥グダグダな感じで靴は監督の手へ^^;
オダギリの分までテキパキとする!?伊藤さんから、その靴の中にはチップが埋め込まれていて、インターネットで自分の走った走行距離が分かるので、これで健康管理をして、また素晴らしい映画を撮っていただければ‥という説明があった後。。

カン・ジェギュ監督:
今鳥肌が立ってしまったんですけど、私の家族はアメリカに住んでいるんですが、長男が撮影に入る時、健康を大事にしてということで、色違いの全く同じランニングシューズをプレゼントしてくれたんです。

結果的に『プレゼントが被ってしまったサプライズ』となってしまったことに、顔を背けるようにして笑っているオダギリ(笑)。
でも、監督はこの偶然を喜ばれたようで、

カン・ジェギュ監督:ですので、驚きと同時にすごく感動しました。(会場笑いと拍手)

伊藤さん:オダギリさんも「マイウェイ」をきっかけに走るようになられたんですよね?

オダギリ:そぉうですね!‥なんなら僕もらいたいぐらいです!(会場笑い)

それを通訳された監督は、『あげない〜』という風に、オダギリから靴を隠すポーズをしていたのが可愛かったです(笑)。

伊藤さん:
今日来られた方に一言メッセージをお願いします。(監督のお話も↓この数倍の言葉があったかと‥)

カン・ジェギュ監督:
本当にこの「マイウェイ」という作品は長い時間をかけて、多くの日韓のスタッフ、日韓の多くのキャストの方々と一緒にベストを尽くして作ってきました。
どうしてそんなことができたのか。今思い返すと、みんなが同じ思いを持っていたからだと思います。
私たちにとって韓国とは日本とは何なのか。
最近K-POPや韓国のドラマを日本の方々には愛していただいてありがたく思っているのですが、私たちは友人となるために本当にお互い歩み寄れているんだろうか。そういう
思いを抱きながら、この映画を撮ってきました。
この映画がきっかけとなって、日本と韓国の方々がお互い歩み寄り、本当の友人になれる、そんな1つのきっかけになればという切実な願いを持っています。
この願いを、多くの日本の方々に伝えていただき、応援していただければと願っております。
どうぞよろしくお願い致します。


そんな感じだったので、なるべく早く撮ってほしいと思っていたとか(>_<)