this is real

















今週新宿バルト9で開催中の「This is REAL」。
私もドキュメンタリーはよく録画しておいて、何かをしながら流していることが多く、観てみたいなと思うものがあったのですが、日や時間が合わず、ちょっと無理だな‥と思っていたところへ、
(さすがに10本とも見応えがあるが)中でも個人的に衝撃を受けたのが「ヤノマミ」という作品なんですが、これはもう、本当に圧倒されました』
という 「relations.」のオダギリのコメント。
そうだ、これにしよう!
‥ということで、火曜観に行ってきました。

最初に「This is REAL」の予告篇の映像。ちょっとした不意打ちでドキッとしました。
やっぱりスクリーンで観るオダギリはいいなあ。。
私はこの予告編で、柔らかい眼差しでこちらを見つめるオダギリの表情が大好き!で、あのオダギリのアップと目が合った(?)瞬間、自分の心がスローモーションで動いているのを感じました(笑)。

「ヤノマミ 〜奥アマゾン・原初の森に生きる〜
という作品について、
『この奥アマゾンのネイティブの人たちの暮らしぶりって、僕ら現代人がとても想像できないような生き方なんですよ。力強くもあり、暴力的でもあり、それはもう凄まじいもので。人間として、本当にいろいろなことを盗めた作品ですね』
と語っているオダギリ。
観て、何が力強く暴力的で凄まじく、何に圧倒されたのかがよくよくわかった気がしました。
少し解説しますと、このヤノマミ族はアマゾンの奥深く、1万年以上にわたって、自分たちの風習を守りながら、1つの集落のようなところで暮らしている人たちで、この作品はそのヤノマミ族を150日に渡って追ったもの。
10年近く交渉を続け、ついに「同居」(と作品内では言っていたかな)を許されたのだそうです。
アマゾンの最深部、1万年、凄まじい‥というキーワードから、イメージ的には野性的な風貌の人たちを想像してしまっていたのですが、映っている人々(特に子供たち)は、聡明そうな大きな瞳に通った鼻筋‥と、本当に美しいと言ってもいい顔立ちで、ちょっと驚きました。
また、全員上半身には何もつけていないのに、男性はほとんどがカラフルな半パンのようなものとサンダル(草履?)のようなものを履いていて、自給自足の生活の中で、どんな風に調達しているのだろうなぁと、余計なことが気になったりも(笑)。
(以下、作品の内容に関する話もあり)

怖いくらいの勢いで降る雨。今にも星がボタボタと落ちて来そうな夜空。
そんな景色だけでも、ある意味凄まじいアマゾンの自然。
でも、オダギリが特に凄まじいと言ったのは、生命に関わる部分のことだと思うのですが、ヤノマミ族は産んだ子供を精霊として天に返すか、人間として育てるかを母親が選択できるのだそう。
14歳の少女が選んだ道。
それが正しいとか正しくないとかじゃない。1万年という時間、自分たちのやり方で生命をつないできた人たちを前に、私たちがあれこれ考えていいことではない‥ただ黙って眺めているしかない。
観ている間、そう感じていました。
 「地上の死は本当の死ではない。人間は死ぬと精霊となり天へ行くが、やがて精霊も死ぬ。その後、再び虫となって地上に戻ってきて、そして消える」
何度か繰り返されていた、そういう意味の言葉は、父を亡くして間もないということもあり、私の心に残りました。
劇中のナレーションは田中泯さん。
BSで農耕民族として生きていらっしゃる田中泯さんの特集も観たことがあり、本当に、この作品のナレーションにぴったりの方を選んだのだなぁと感心しました。



観たのは昼の回だったのですが、意外にもスーツ姿の男性が多く(ん?お仕事中?)、私はスーツ姿の男性にピッタリと挟まれて着席^^;
映画館でそういう経験ってほとんど記憶にない‥さすがNHK
年配のご夫婦らしき方なども目につきました^^

最後に‥上の画像は、映画館の入り口で配られた、アンケート入り封筒に入っていた入場者プレゼント(ノートとボールペン。もしかしたら色々な種類があるのかな?)
NHKエンタープライズのグッズのようで、2つで500円以上するものと分かり、ちょっとお得感がありました(笑)。
「This is REAL」は明日までですよ〜(あ、既に今日!)