まだきちんと整えられていないままですが、とりあえず載せておきます〜^^;
後ほど追記するかもしれません。誤字脱字あったらお許しを〜



3/12「WONDERFUL WORLD」
TOKYO FM 
シネマ80 /「PLASTIC CITY」オダギリジョーインタビュー

インタビュアーはパーソナリティーの小山ジャネット愛子さん。

映画の解説のあと、

『主演は日本を代表する俳優として、海外作品への出演が相次ぐオダギリジョー。共演は香港が誇る名優で、アジアからハリウッドへと活躍の場を広げているアンソニー・ウォンです。』

最近活字で多いこういう紹介も、言葉として耳で聞くと、改めて、ああすごいことなんだなぁとしみじみ。

小山さん:今夜は、この映画、「PLASTIC CITY」で主演をつとめるオダギリジョーさんに直撃インタビューしてまいりました。
その模様をお届けします。

誰のものかはわかりませんが、なに!?と思うようなドカドカと響く靴音(笑)。
歩きながら、今ここで出逢ったばかりという感じで、

小山さん:小山といいます。よろしくお願いしまぁす。

オダギリ:あ、オダギリです。 (まだマイクにきちんと声が入ってない感じの声)

小山さん:あの〜そうなんですよ、監督がこの間、スペイン坂スタジオにいらっしゃいまして‥

オダギリ:あ、そうなんだ!(まだ声が遠い)

小山さん:ユー・リクウァイ監督が^^

オダギリ:へえ〜〜〜

小山さん:で、お話お聞きしたんですけれども。

オダギリ:ええ。あの〜ぷっくらしてて可愛いですよねぇ。

「ぷっくら」なんていうあなたもカワイイんですが。。

小山さん:そォうなんですよね!(笑)

オダギリ:なんか、神様っぽいというかなんて言うんだろう。

小山さん:フフフ(笑)。

オダギリ:大阪の神様っぽいですよ。

小山さん:あ、そう(笑)、縁起がいい感じのビジュアルですよね、確かに(笑)。
あの、監督とはどんな感じでお仕事を、撮影を進めていかれました?
結構早い段階でもちろん、お会いになってますよね?

オダギリ:そぉうですねぇ。
あの‥最初にお話をいただいたのは、も、かなり‥3年ン‥ぐらい前なんですかねえ。それで、初めてお会いしたんですけど。
プロデューサーのジャ・ジャンクー監督、普段は監督なんですけど、

小山さん:ええ。

オダギリ:ジャ・ジャンクー監督はよく喋るんですよ。あの‥ちゃんと、論理的に、会話を成立させられるんですけど、

小山さん(薄々話の展開に気づいているかの様子で、おかしそうに)ええ(笑)。

オダギリ:ユー・リクウァイはどちらかというと、喋りが下手というか〜、あの‥んんー、自分の考えてることを、誰かに伝えるのがすごく苦手みたいで(人に言えるのですねぇ?とちょっとツッコミ^^;)

小山さん:はい。

オダギリ:だから、あんまり作品の説明とか、役の説明とか、映画にかかわるもの‥は、あんまり話した記憶がないですねぇ。

小山さん:あ、そうなんですか。
監督と、その、ジャ・ジャンクーさんもその時一緒にいらしたんですか、初めてお会いになった時は。


オダギリ(なぜか珍しく早口で)初めての時はそうだったと思います。
あの、その時に既に監督ブラジルに‥その、ロケハンというか、行ってて、それで短い映像を撮って来てたんですよ。
で、それを監督がもう編集して見せてくれて、なんか、1分か2分のミュージック・ビデオっぽいものだったんですけど、で、あ、これ、こんなカッコいいのを作れる人だったら大丈夫だなあと思って‥、それで、お引き受けしましたね。

小山さん:なるほど(笑)。
なんかその、口下手な分映像を持参してっていうところが、もうそこで、でも、すべて理解ができたっていう‥

オダギリ:そうですね、だからそういうタイプの人なんでしょうね、もう、見せ、んー、見せてわかってもらうっていう‥

小山さんん〜はい。あの〜企画がもうスタートしたのが2006年の3月ってことで、オダギリさんがそうやってお会いになったのも2006年のことですね?この、プロダクションノートを見ると。
結構もうクランクアップして、そして上映までに時間が、映画は時間がかかるものでしょうけど、これ結構かかってるほう‥です‥

オダギリ:そうですね。

小山さん:‥よね?

オダギリ:あの〜イン‥インていうかその、撮影開始するタイミングを、二、三度逃してるんですよ。

小山さん:あ、なかなかユダ役が決まらなかったっていう経緯もあるんですよね?

オダギリ:いろんな問題で、あの〜もう2007年辺りから本当はインするはずだったのが、それがもう冬になって、また次の年の夏になって、また冬になってみたいな‥。2年ぐらい待たされてましたね。

小山さん:2年て長いですよね〜(笑)

オダギリ:そうですねえ。

小山さん:その、なんか延びがあったからこそ、ま、アンソニー・ウォンさんという方と‥ねぇ?

オダギリ:ええ。

小山さん:共演することになったんですけれども。

オダギリ:ええ。

小山さん:彼はまた、非常にプロフェッショナルな、あの〜マインドで、撮影に臨まれていたと思いますけれども。

オダギリ:ええ。あの〜‥ま、日本で言う、簡単に言うと役所広司さんみたいな、ああいうまぁ、ほんとに日本映画には欠かせないっていう‥香港映画には欠かせないアンソニーさん‥なんで、ほんとに大先輩と共演させてもらう気持ちで、あの‥毎日現場に行ってたんですけど。
あの‥すごくチャーミングで、すごく腕白で、

小山さん:(笑)

オダギリ:あの‥ほんとに子供っぽさを残してるまんま、の、役者さんだったんですよ。
だからすごく距離を詰めるのも楽で、よく、あの〜遊んでましたね、一緒に。
将棋を、なんか、やりたいとか言うんで、将棋‥

小山さん:日本の将棋ですか?

オダギリ:ええ。日本から持ってきてもらって、将棋教えたりとか‥、あとまあ、空き時間にサッカーしたりとか、あの‥ラーメン食べに行ったりとか、 

小山さん:ふふふ(笑)。

オダギリ:ほんとに普通に過ごしてましたね。

小山さん:ねぇ。あの〜映画の中では義理の息子ですけれども、もうそういう関係性を築くのに、やっぱり、そういう撮影以外のコミュニケーションも役立ったっていう感じ‥ですかねぇ。

オダギリ:そうですね、ええ。

小山さん:2ヶ月にわたるブラジルのロケでしたけれども、今、何が一番印象に残っていらっしゃいますか?

オダギリ:いやあぁ〜‥

小山さん:途中一回も帰っていらしてない‥‥んですよね?

オダギリ:そぉうですね、もう‥帰るのに27時間くらいかかるんで、

小山さん:(笑)

オダギリ:帰ってらんないですしね。

小山さん:ねぇ。

オダギリ:ま、とにかく‥すべてが、あの‥新鮮で‥、と言えどもやっぱり日本移民の方も、あの、ブラジルの歴史を作ってきたっていう‥バックグラウンドがあるんで、日本人街とか、そういう‥鳥居があったり、提灯がぶら下がってたり‥そういう、日本食があったり、決して日本と離れすぎてない環境もあったんで、ほんとに不思議でしたね。
だけど、あの世界で一番、いろんな人種が混ざってる国なんですよ。
だからほんとに摩訶不思議な世界でしたね。

小山さん:あの‥その役柄が、アマゾンでこう、親と離れ離れになって、その、中国人の義理の父になるアンソニー・ウォンさん演じるユダと、そのあと父と子のようにずっと行く、でも日系人の子供であるっていう、で、舞台はブラジルであるっていう、そのすごく、まさに混沌としたバックボーンを、オダギリさんどんな風にイメージして、自分の中で膨らませていったんですか?キリンていう役を。

オダギリ:そぉうですねぇ、あの‥さっきも言っちゃったんですけどその、ブラジルってホントにいろんな国の人が、いろんな人種がいるんですよ。

小山さん:はい。

オダギリ:で‥、いろんな文化が混ざり合ってる、ほんとに独特な世界なんで、あぁの‥決して有り得なくない‥んですね、こういう環境って。
で、まぁあの〜僕は日本人で、日本で育ってますから、価値観とか考え方とかはもう、日本人のまんまなんですけど、この作品はやっぱり、あの‥幼い時に、両親‥と別れて、中国人に育てられたっていう設定なんで、その、オリジナリティをどこに置くのかっていうのを最初に、あの、悩みましたね。

小山さん:はい。

ここでサウンドトラックから「PLASTIC CITY」が一部流れます。

小山さん:日本語の台詞はまぁったく出てこないわけですよね。

オダギリ:そうですねえ。

小山さん:で、そんな中でも自分は、日本人の血を引いているっていうところを、オダギリさんどういうところで、こう‥表現しようっていう風に意識してらっしゃいました?

オダギリ:あの〜、実は、それを表せるところが全くないんですよ、あの、映画の中では。
なので、これ、そういえば初めて言うんですけど、あの‥アマゾンの中で両親と離れ離れになる時に、母親から、あの‥何か預かり物があるんですよ。
その預かり物を入れてる袋が、実はうちの母親があの‥手作りで、袋とかなんか洋服とか、いろんな物を作るのが好きで‥ 

小山さん:オダギリさんのお母さまですか?

オダギリ:ええ。で、それで偶然僕が持ってた袋を、あの、そこで使うことで、日本らしさみたいなものが出るんじゃないかなと思って‥、で、(映画のシーンについての話なので一部反転します)映画の終盤にキリンがその袋を受け取るんですけど、ま、その時にはすでに何十年も経っててボロボロになってんだけど、まだ日本の雰囲気がどこか、その袋からするんじゃないかなと思って。
それは、あの‥ほんとそういう部分でしか表現できないなぁっていう感じになってましたね。


小山さん:それはオダギリさんご自身のじゃあアイディアで、これを使ったらいいんじゃないかっていう‥

オダギリ:そぉうですね、ええ。
日本人ていうオリジナリティをどこまで大切にするのかっていうことがね、作品によってまたそれぞれ違うじゃないですか。
今回はなんか僕が勝手に、その‥日本人であるっていうか、日本の血を引いているってことを大切にしたかったんですよ。

小山さん:ええ。そしてもう本当にその‥言葉ですよね、ポルトガル語と中国語っていう。。大変でしたよねぇ、もちろん?(笑)

オダギリ:そうですねぇ。あの、ポルトガル語は普段耳‥に馴染んでない言葉ですし、下手に英語がわかってると‥またとっつきにくくて‥ほんとに、んー、大変でしたねぇ。

小山さん:その‥外国の言語が台詞の大半を占めるっていう時に、オダギリさん、どういう風にしてこう、演技とそれをこう組み合わせて行かれるんですか?

オダギリ:いやあ〜やっぱり、あの‥芝居は芝居、言葉は言葉みたいに分けちゃってるかもしれないですね。
まぁ万が一台詞をトチってたとしても、後で、別にそこだけ差し替えればいいんで、言葉にそれほど、‥あぁの〜、んー、現場では重要視してない‥とは思いますね。

小山さん:逆にそこにあんまりとらわれすぎても、例えば動きだったりとか、背景との溶け込み方が逆にぎごちなくなるみたいなことって、あるんですかね?

オダギリ:たくさんあります、それはもう、台詞に振り回されちゃうことが。
あのとっても多いんで、むしろそういう風に捨てるくらいの気持ちで、あの、挑まないと、こっちが引っ張られちゃいますからねぇ。

小山さん:んーなるほど。
さ、そして出来上がった作品を観て、どんな風に思われましたか?

オダギリ:いやぁ非常にあの〜それこそ、オリジナリティのある、あの、監督らしい作品になってて、ん‥分からないところもたくさんあるでしょうし、あの‥あまりに複雑で、あまりにイメージ的な映画なんで、あの‥いろんな受け取り方が出来ると思うんですけども、とにかく、その、監督がやりたかったことは‥僕は観た時に感じ取れたんで、きっと観ていただいた時に、それなりな監督の思いは届くはずだと思うんですけどね。

小山さん:もうすぐ公開ですが、どんな方にどんなことを感じ取ってもらいたいなと、オダギリさんは思ってらっしゃいますか?

オダギリ:そぉうですね、あの、映画好きに方には、あの‥こんなの映画じゃないって‥ツッコミを入れられるようなところが多々あると思うんですけど、それも含めてその‥この映画を、あの‥なんていうんだろ、こう、可愛がってもらいたいというか、ん〜映画にはいろんなタイプがあるっていうことをまず、この映画で目にできると思うんですよね。
で、それを、その、映画の枠を飛び越えた監督をボクは評価したいと思うし、あの〜映画にまったく今までそれほどの思いがなかった人も、こういう映画に触れることで、また映画に対する興味が増えると思うんで、で、あの〜画のこだわりが非常に強いんで、そういう、んー、アート作品としても成立するんじゃないかなぁと思いますし、いろんな方がいろんな見方をしていただければ嬉しいですね。

小山さん:はい。どうもありがとうございます。

オダギリ:ありがとうございました。

小山さん:公開を楽しみにしています。

オダギリ:(力強く)ハァイ^^


スタジオ。

小山さん:‥(略)‥オダギリさんに初めてお目にかかりましたけれども、なんていうんでしょう、ほんとにこの映画のように、いろんな‥男性のこう、なんていうんでしょうね、要素を併せ持つというか、繊細な部分だったり、男らしい部分だったり、もちろん、あの、ものすごくカッコいいんですけれども、あの‥すごく複合的な印象を持ちました。
それでいてなんかもう、スッとした佇まい‥っていう。
なんか凛とした空気が辺りに張りつめるような。
非常に存在感のある方でしたね〜。
そんなオダギリさんも、気長に撮影スタートを待って待って、ようやくクランクインし、クランクアップして、公開がいよいよ迫ったっていう、そんな作品「PLASTIC CITY」ですけれども、こんな映画もあるんだ、映像作品として楽しんでほしいっていうようなね、そんなアドバイスもオダギリさんの方からいただきましたが、ま、何よりも、中国、香港、ブラジル、日本の合作っていう、それだけでもうほんとに、それこそ、複合的な、いろんな世界が垣間見える、ね、そんな作品になっていると思います。

あと、ご自分は早い段階でこの作品を観たので、「もう一回じっくり味わいたいな」とも言われていました^^

小山さん:この撮影でオダギリさんは初めてブラジルを訪れたということでしたけれども、もうすっかり、ハマってしまっておいでのようでした。
またいろんな海外作品にお出になる、そんなオダギリさんの活躍にも期待したいと思います。


いつもそういう方なのかわかりませんが、小山さん、最初の方は言葉に笑いが混じっていることが多くて、言葉は悪いですが、愛想笑い?‥というか、結構緊張されていたのかなぁ、なんて思いました(笑)。