08.7.19「たみおのしあわせ」初日舞台挨拶
シネスイッチ銀座
1回目10:40〜の回上映終了後
登壇者:岩松了監督、オダギリジョー、麻生久美子、原田芳雄、小林薫


昨日紹介させていただいた記事にもアップされていましたが、ちょっと落ち着いた、洒落た感じで「たみおのしあわせ」色に飾られていたシネスイッチ銀座。
初めて行った映画館だったのですが、パネルなども渋いトーンでまとめられていてステキでした。
舞台挨拶の司会進行役は、スタイルジャムの汐巻さん(女性)。
(この方はいつもお話が上手ですが、例によって、司会者のお話はほとんど省略してしまっています‥^^; あと、おひとりおひとりのお話も、結構正確かなという人から(←オダギリさん^^;)要旨だけの方と、かなりバラつきがあります)

岩松監督、オダギリ、原田芳雄さん、麻生久美子さん、小林薫さんという順で、通路脇の入り口から入場です。
アップされている画像でもわかりますが、みなさん衣装に統一感があるんですよね。シンプルでちょっと大人な夏‥というよりは既に秋な感じ?
こういうのって事前に打ち合わせているのかなぁ。一人一人以上に、5人並んだ画がとってもステキです。
(以下、司会者の方は★で)


ご挨拶を。

岩松監督:一番最初に駆けつけて下さってどうもありがとうございます。
一年前に撮った映画なんですけれども、今日こうやって控え室にこのメンバーが集まって、こんなにすごい人たちと映画を撮ったんだと(この続きがメモれず不明だったのですが、CinemaCafe.netのレポートにこの続きが出ていた!ので、そのまま拝借。ラッキー^^;)『思って、ラフに撮影していた一年前が嘘のような感じがします。』
こんなことも人生にはあるんだと思いながら、緊張した時間を迎えております。
どうもありがとうございました。

短く一言ずついただいている間に写真を撮っていただいて‥(というようなお話)

オダギリ:(驚いたように)え?短く?(会場笑い)

長めのじっくりしたお話を訊く際には撮影なしにしたいので、先に短めの挨拶をされている間に写真を集中的に撮ってもらい、その後撮影は一旦ストップしてもらいたい‥ということからきた「短く」というお話のようでした(笑)。

オダギリ:オダギリです。無事初日を迎え/られ/て/嬉しく/思います。以上です(笑)。

「短く」と言われてしまったからどうしたらいいのか困ったな、と言わんばかりのポーズで?「初日を迎え、られ、て、嬉しく、思います。‥以上です」と不自然に区切って喋ってみせるイジワルさん(笑)。
咄嗟に、書いた言葉に斜線のしるしを入れてしまっていました‥(笑)

原田さん:今日みなさんに観てもらうことによって映画は完成します。
今日はまさに「よしおのしあわせ」でございます。

「よしおのしあわせ」。ちゃんと頭の中で平仮名に変換されて聞こえてきました*^^*
そうか、あの「原田芳雄」さんも平仮名で書くと「よしお」かぁ‥と一瞬ほのぼの(笑)。

麻生さん:本日はお忙しい中、ありがとうございます。
私はこの作品も岩松監督も大好きで、岩松さんの世界観に入れただけで幸せだなと思っています。
今日は来て下さってありがとうございました。


小林さん:小林です。本日はこんなにたくさんお出かけくださってありがとうございます。
試写を観た時に、オダギリくんと麻生さんが川端を二人で自転車に乗るシーンがやたら好きなんですけど、僕と大竹さんの自転車のシーンも暑苦しくていいと思います。
楽しんで下さい。ありがとうございます。


★15年ぶりの監督作ですが、映画を撮ろうと思った経緯は?

岩松監督:14、15年前はわけもわからず撮った感じで、その後は暫く撮る機会がなかった。
たまたま知り合いの監督のところに出演した時に、その人がやたら楽しそうだったから撮りたくなった。
自分から企画を持ち込んだりしたが、その時はぽしゃってしまい、その後、スタイルジャムに拾っていただきました。
よく時効のメンバーという風に言われますけど、こっちが先だよと言っています。

★キャスティングはオリジナルということで^^

岩松監督:オダギリくんは芝居を観に来てくれたり、お酒を飲んだりくらいの知り合いだった。
麻生さんは知り合いじゃなかったですね(笑)。
でも麻生久美子の大ファンだったので、アンナ・カリーナみたいな人だと思って、麻生さんにそう言ったら「誰それ?」って言われた。(会場笑い)

★麻生さんのどんなところがそういう雰囲気だった?

岩松監督:映画を撮り始めた若い監督が憧れるような雰囲気を持っている女優だなと。


★麻生さんは出演作が目白押しですが、岩松さんの現場は?

麻生さん:岩松さんは私にとっては「時効の熊本課長」だったので、やっぱり現場での顔は違いました。とにかく楽しそうにされていて。
岩松さんの台詞が大好きで、どうやって世界観を壊さずうまく言えるのか悩みました。
でも考えてもわからないので、現場でいろいろ訊いていましたね。

(ある台詞を例に挙げられた後)印象に残った台詞は?

麻生さん:お見合い結婚なので、 (観た人向けのコメントっぽいかな?‥ですので白で→)瞳としてはそれほど好きでもない人との結婚なのに、「あたしのことちゃんと見ててね」とかそういうことを言うのはなんでなんだろうって、岩松さんに訊いてみたら、その時それが一番適当な会話だからって。
(考えてみれば自分もそういうことがあったかなという話をされて)
それはすごくいい勉強になりました(笑)。


★監督としての岩松さんと、舞台演出家としての岩松さんの違いは?

小林さん:多分、役者で仕事してる時はナメてやってると思いますよ(笑)。
監督の時はチャーミング。すごく楽しそうで、解放されてる。
舞台の時は人が悪くて、朝から晩まで不機嫌!役者はいたたまれない(笑)。
何年かおきにガス抜きのように映画を撮らせてあげたいなと思いますね(笑)。

岩松監督:映画はOKで終わるので健康的だと思うんですが、舞台は毎日。
ちょっと調子に乗る役者はすごく嫌いになる(笑)。
映画はOKというハッピーな状態で終わっていくし、ロケ場所は次々変わる。
ほんとリハビリのために二年に一回、こんなことがあればいいのになと思っています。


★原田芳雄さん、オダギリジョーさんと新旧いい男ですが、民男はカッコ悪いですよね(笑)。役作りは?監督とはどんな話を?

オダギリ:いやぁ〜あんまりしゃべってないんですよね‥監督とは。
あの〜ま、見た目がちょっとオタクっぽいというか、それはでも、監督が拘ったことでもありましたし、衣装合わせは、なんか着せられて、ダサくされて、辱められて、そういう中から決まっていきましたね、ええ。


(オダギリの話を書いているうちに汐巻さんの話がすすみ、内容がちょっと不明なのですが、普段の原田さんは本当にカッコよく、伸男役の原田さんを、岩松監督も「役者だねぇ」と感心されていた、というような話をされていた気がする後^^;)
何か役作りは?

原田さん:
坐骨神経通だった。全力疾走しなければならないシーンがあって不安だったんですが、黙っていたのに途中でバレまして。
“大竹さんを追い返す”シーンで、思わず走ったら、あ、走れたなと。
ところが、江口くんが追いかけてくる場面では、彼女は昔から記録を持ってたアスリートなんです。すぐ追いつかれちゃう。
嘘なんだから、ちょっと遅く走ってくれたらいいのに(笑)。
そんな感じで無事に終わりました。

誰も知らない江口のり子さん情報だったのか?司会者、登壇者、会場に『へぇ〜』という感心の空気が漂います(笑)。

へ続きます。