■12/14「転々」トリビアトークショー /三木聡×渡辺祐

昨日夜の「転々」上映回に行き、お2人の楽しいお話とネタバレトークを聞いて参りました^^
対談の内容はタイトル通り、女性司会者が出す「転々トリビア」を元に、お2人が裏話などのトークを自由に繰り広げるというもの。
30分近く時間はあったものの、内容的には全く時間が足りない状態でした!



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上映後、お2人が登場。三木監督はまたちょっと小走りです*^^*
まずは編集者をされているという渡辺祐(たすく)さんが挨拶した後、
「そして、日本映画界が誇る小ネタ王、三木聡監督です!」
キャップを取って、いつものように元気に丁寧に頭を下げられた三木監督でしたが、渡辺さんの紹介に
「‥日本映画界、怒ってない?」
と心配そうにひと言(笑)。

そして、さぁ今からトリビアが!という時に、お2人とは別に後方にいらっしゃった女性の進行役の方から、『次のレイトショーがあるので巻きの指示が支配人から出ている』とのアナウンスが^^;
実は今日この会場で映画以上に「転々」としていたのは、この「支配人からのメッセージ」だったかも‥

以下、お名前をつけていない部分の内容は、基本三木監督のお話内容です。
↓(小)ネタバレ!?内容(笑)ですので、ご注意下さい〜

【「転々」トリビア1】
劇中で広田レオナさん演じる鏑木さんが描いている絵は“マレー沖海戦”である。

(会場どう反応していいかわからないようにシーン‥/笑)

「マレー沖海戦」は三木監督の指示だったという紹介があった後、
渡辺さん:「情熱がどうのこうのと言っているわりにはその絵かよ!みたいな(笑)」
三木監督:「映画館的にはそんなにドカーンと来るシーンではないけど、500〜1000人くらいに1人はあそこがツボだって人がいるんですよ(笑)」
渡辺さん:「なんでマレー沖海戦?」
三木監督:「プラモデルの箱の絵のような、戦争の絵を描いてることにしようと思って、飛行機より船の方がマニアックだろうなぁと思った」
渡辺さん:「芸術的な話をし倒した後に、あれかよ、ということで(笑)」
三木監督:「絵は美術の方が芸大の先生だった関係で、芸大の学生さんに描いてもらって」
渡辺さん:「その学生さんが将来スゴイ有名な画家になったら大変なことになりますよ(笑)」
三木監督:「(絵は)うちにありますよ(笑)」

ここで進行役の女性から、「ちなみに‥」とマレー沖海戦についての詳しい説明が。
でも、時間も無いと言っていたはずなのに、あまりに詳し過ぎる説明で、
「長い説明ですねぇ‥^^;みなさん、ポカーンで」
と渡辺さんが途中割り込んでとりあえず終了(笑)。




【「転々」トリビア2】
オダギリさんの頭に柿が落下するシーンで、オダギリさんが拭いているハンカチは「ハンカチ王子」とお揃いである。
(会場のクスクス少し笑いに、「マレー沖海戦より(反応が)来ましたよ!」と喜ぶお2人/笑)

渡辺さん:「わざわざ発注したんですか!」
三木監督:「しましたよ(笑)」
ハンカチと言えばハンカチ王子。1年経ったら、公開の頃にはいい具合にサムくなっているだろうなと思っていたという監督のお話に、
渡辺さん:「‥っていうか、誰も気付かないですよ!(笑)」
三木監督:「その時既にヤフオクとかで150円くらいだったから、(スタッフが?)とりあえず落としときました(笑)」

ここで、余談だけれどということで、三木監督が盗まれてしまったというヘルメットのエピソードを披露。

三木監督:「(その)3年後、ヤフオクに俺のヘルメットが出ていたんですよ。買い戻しましたよ。落札して。(会場大爆笑)
特色があるヘルメットだったのと、自分で内装などを張り替えていたのでわかった。たまたま見つけて「あれっ、これ俺の」と思った。
初台から九州へ行っていた」
渡辺さん:「それすごいですね!それこそ転々ですね。間に一体何人の人が被ったんだろう」
なるほど‥!と私も大笑いでした。



【「転々」トリビア3】
岸部一徳さんの前でふせえりさん演じる仙台さんが「ちくわよ、ちくわ」と言っているが、あれは3人が岸部さんが何から食べるか当てっこしていた。

三木監督:「あれは3人が、岸部一徳が何からおかずを食うか当てっこしていた。で、正解はちくわだったんですよ」
渡辺さん:「それは台本としてそうなっていた?それともアドリブですか?」
三木監督:「俺の中では岸部さんはちくわしかないんですよ」(キッパリ)
三木監督:「弁当発注の時点で(後で入れられないから)ちくわを入れとかなきゃいけない。だから、ちくわの磯辺揚げが入っている弁当を発注している」
「すごいなぁ、(見ている人に)伝わってんのかなぁ」と感心しきりの渡辺さん(笑)。
渡辺さん:「確信犯的に「ちくわを最初に食べる男」という、「岸部一徳といえばそういう人だ」という監督のイメージなんですね(笑)」

三木監督:「岸部さんがメガネを洗っているシーンも、最初岸部一徳さんが縦列駐車をして上手く入らないという設定だった。
でも岸部さんは免許をお持ちじゃないということだったので、メガネを洗っているという台本にしましたと言ったら、本当に岸部さんがその3日前に新宿でメガネを洗っていたらしくて」
渡辺さん:「多分、それを見ていた人がいたわけですね!リアルハッピーですね(笑)」



【「転々」トリビア4】
岸部さんが劇中で映画の撮影をしていらっしゃったが、その岸部さんが出ていた映画のタイトルは「レバニラ松子の一生」というタイトル。
(会場笑い)

劇中、岸部さんが台本を読んでいるシーンがあるが、実際にそのシーンで使われた台本を三木監督に持ってきてもらった‥と渡辺さんが掲げて見せてくださいます。

三木監督:「パロるつもりはなかったんだけど、当時(タイトルを)聞いていたのか、じゃあ「レバニラ松子でいいや」みたいな(笑)」「あと、「ハリー・ポッターと業者の人」とかいうのも」(‥賢者の石!?)
渡辺さん:「ははは!(笑)」「ピンポーン。ポッターさぁん!(笑)」(会場笑い)
その他にも、細かく『制作・株式会社スタイロ・アンコ』『ジュゴン・エンターテインメント』とか訳のわからないことまで入っている、と渡辺さん(笑)。
三木監督:「でも映らないものでもやっとかなきゃいけないんですよね。
撮影では最優先事項じゃないところまで伸びていくことがあるわけですよ。その時に何もないと寂しいっていうのはあるから」
渡辺さん:「小ネタは常にどこから映してもいいように、マルチになっているんですね(笑)」

ちなみに、中身は「転々」の台本だそうです。

三木監督:「これ、(中まで)書くわけには行かないですからね」
渡辺さん:「中も「レバニラ松子」だったら仰天ですよ!」(笑)

ここで、進行役の女性から「さっきは巻きと言ったがわりと時間がある」と連絡が‥

へ続きます)