,茲蠡海です〜

<オダギリ、宮さんとレースの魅力について語る‥!?>

“完璧なレポート”という評をクロさんからもらったオダギリベネチアレポート(笑)のあと、宮さんにも「その他にも何かありました?」とクロさんが尋ねます。
宮さん:
刺繍(=レースだそうです)の島に行きましたね?

‥予想外の展開でいきなりオダギリに問いかける宮さん!
ただ、私にはその口調がなんとなく『‥覚えていますよね?』という、少々詰問調のトーンに感じられ‥これから一体何が‥とちょっとドキドキ(笑)。
オダギリも畏まったように小さな声で「ええ。」と返事をしています(笑)。

宮さん: 
刺繍を見てましたね?  (ハラハラハラ‥← 私の体内音)
その刺繍の島で『レースの良さはどォこ?』ってオダギリさんに聞かれて‥答えづらかったですね(-  -;)(笑)

あの時は困った‥というような宮さんの口調に会場は大笑いです。
悪気はないとはいえ、10才も下の女の子をマイペースさで困らせていたのかぁ〜
で、『(結局)レースの良さについては納得はした?』とクロさんに尋ねられ、

オダギリ:
あの〜ま、男の方はわかると思うんですけど、例えば動物がかわいいとかそういうものはわかりやすいんですけど、レースが綺麗、っていう感覚が男にはわからないんですよ。

と‥。
これには『え〜?』という密かなブーイングらしき声が、私の回りでも小さく上がっていましたが‥(笑)、その後、「そういう女性の感覚について知りたいなと思って聞いてみた」というようなこともボソボソ言っていたような(笑)。



<「人生はレース編み」と言っても過言ではない!(‥かも)by浅野○信氏!?>

そして次は浅野さん。クロさんが「11年前と比べて今回の健次はどんな男?」という質問を。

浅野さん:
あの頃の健次は‥まだレースが編まれる前の状態で‥
で、(今回の健次は)編み終わったというか。
(シーンとしている場内に)‥全然面白くないですね

そう浅野さんが言った瞬間、場内はドッカーン大・爆・笑!
先ほどの“レースの魅力がわからないオダギリ話”から、「レースというものは簡単なものじゃない、(人生経験を積まないとそう簡単にその)面白味はわからない」というお話だったんですね〜(笑)
「しーん‥」にちょっと焦り顔、爆笑に一転嬉しそ〜うな笑顔になった浅野さんがほんっとにチャーミングで、笑うのにも忙しくて、オダギリの反応を確認する余裕は無かったのですが‥多分みんなと一緒に笑っていた?、ような(笑)。



<クロさん大喜び!&「サッド」チームの陰のドンは‥>

そんな浅野さんに「浅野さんって何気にすごい面白い」と大喜びのクロさん。
「やっぱりみなさんといるとそうなる?」と聞かれ、

浅野さん:「このメンバーといるとちょっと調子に乗ってしまうというか^^」
とニコニコ*^^*

ここで、今度はその「メンバー」話をと、1回目の舞台挨拶で浅野さんが話された「レストラン」話をクロさんが再び浅野さんに振ります。
それを受けて、

「あの〜今回、レストランの方にワガママ言って‥」

と話し始めたものの、

「‥‥なんか面白いこと言わなきゃいけないんですか?

と困り顔。場内またまた爆笑です。

クロさん:
浅野さんってそぉんな面白いこと言うんでしたっけ、前から。
私、生まれて初めてです、こんな風にレースの話とかして下さったの!

私のメモが怪しいのかもという不安はありつつ、いつもノリは最高!でも繋ぐ言葉は冷静・的確・流暢なはずのあのクロさんの日本語が‥‥怪しいっ!かなり怪しいですっ!(>▽<)
そんなクロさんの興奮が私にまで伝わってきた気がして、(そしてその元を辿ればオダギリにも無関係ではない話で/笑)‥密かにカンゲキしていた私でございました‥。(って、クロさんの“ちょっとおかしな日本語”に感動していたのはあの中で私1人だったのではないかと‥)

浅野さん:
そぉうですね〜^^(とってもニコニコとした口調で)なんかやっぱりすごいリラックスしちゃって‥

クロさん:
どうしてだと思います?

浅野さん:
なぁんですかねぇ。やっぱり光石さんの力が‥

その瞬間、恐らく劇場中の視線が光石さんに集中していたのではないかと。
爆笑の中心で1人『ハッ!?』としていた光石さんの姿が笑え‥いや、ステキでした(笑)。

そして‥次は石田えりさん。
「サッド ヴァケイション2」という話があったら同じ役で出たいと思うかと聞かれ、暫し正直に沈黙する石田さん(笑)。
でも、「こういう人間は何年か経ったらどうなっているのか興味はある」と仰り、そこから監督に話が移ります。
ただ‥監督、一体いつどこでどんなスイッチが入っていたのか‥
トークはそのまま思わぬ方向へ(@_@;)



<青山監督、叫ぶ>

確かクロさんの「サッド ヴァケイション2」話については、「あ、スケジュール次第ですね」という感じで、当然アリのように軽〜く流した青山監督。
‥が、それより前に自分にはしなければならないことがあるのだと。
まず「痩せる」とか「免許を取る」(多分車の?え、免許をお持ちでない?)なんかもあるけれども、目下の監督の最大の関心事は‥

「見られた方もいらっしゃるかもしれませんが‥

『週刊○春』のおす○さん評がまぁたしても

1点
だったんですね!!(>_<)」

だそうで‥
会場内は、これで今日何回目?というくらいの大爆笑!です!

「いつか4つ星をいただけるよう、ずぅ〜っと頑張ってるのにまた!!」

監督のあまりに熱い口調に場内から思わず沸き起こる拍手。しかし監督、更に熱い口調で、

「いやっ、これは残念な話なんですよ!? 拍手するとこではございませんっ!(>_<)」

監督‥声、裏返ってますよ〜^^; しかし監督の熱い訴えは更に続き、

「おすぎさんから4つ星が欲しかったのにまたしても1つ!

どんだけぇ〜!!みたいな!」


どさくさに「もう僕もレース編んじゃうぞ!」とかボヤいてた気もするし‥(笑)
なんかスゴイ‥なんだかわからないけどなんかもう好きです監督(笑)。

ここでクロさんが「ここだけのお○ぎさん(暴露)話」を‥(笑)
その内容とは‥
<お○ぎさんはご飯を食べたりして仲良くなったりすると必ず星が増える。
クロさんの意見にも影響されて点数が甘くなる。
それがおす○さんのいいところでもありいい加減なところでもあり>
なんだそうで(笑)。
「浅野さんとか監督とかオダギリさんとか(以下壇上の『男性』の名前を次々挙げ/笑)とか‥ご飯食べて仲良くなったりすると必ず応援してくれまぁすv」
とのこと。

「クロさん、お願いしますっ!」 ←すかさず監督
  
監督‥‥ソッコークロさんに食事会取り次ぎ要請ですか〜っ^^;

「僕はご飯を食べないで4つ星がもらえるよう頑張りたいと思います!」

ああよかった そんな監督の男らしい“宣言”に、会場からまたまた割れんばかりの拍手。
が、「(青山監督の実力を信じているから)何もしないで陰ながら応援しています」的なことを言いかけたクロさんを遮るように、

「いやいやいや!陰ながらの尽力を‥!」
 
‥‥と、ご飯じゃなくクロさんの力に頼る気満々の監督^^;
ええ〜ほんとにこんなキャラだったんですか〜(笑)

かつて読んだことのある対談やら監督による映画論や映画評やら、PFFでお見掛けしたイメージのまま、という方ではどうやらないらしい‥ということは最近気づいてはおりました。
でもおす○さんどころか、他人の評なんて全く眼中にナシ!なタイプの方なんだろうと思っていた‥のに、この「お○ぎさんの星に命賭けます!」的熱意は一体?(笑)
青山監督には『クールで自分にも他人にも厳しい目を持つ、ゴーイングマイウェイな人』と、『もしかしたらものすごく熱くて少年のように子供っぽい人かも?』というイメージを抱いていた私ですが、「ご尽力」で前者のイメージだけがガラガラガラ〜と崩れ去って行きました(>▽<)

‥というわけで、こんなノリのいい、びっくりな舞台挨拶でございました(笑)。
オダギリガン見率はいつも低めの私ですが、今回はたくさんの人の中にいるオダギリ、そして舞台挨拶全体をしっかり見て来れたかなぁとかなり満足。
コメント等は半端なメモを半端な記憶で補っているため、原型を留めていないところも多々ありますが‥流れはほぼ正しいのではないかなと思います^^

そういえば‥どの場面だったか忘れてしまったのですが、オダギリが右手でマイクを持って赤い顔で喋りながら、指を揃えた左手でオデコを横にゴォシゴォシ、その後、左頬を縦にゴォシゴォシと困ったようにゆっくりこすっていたのが可愛かった‥今、思い出しました*^^*