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昨日「蟲師」を観て来ました。関連番組も次々と放送されていますが、その中からオダギリのインタビュー「シネマホリック」を‥

■『シネマホリック #437』
CS 日本映画専門チャンネル
「蟲師」俳優オダギリジョーインタビュー

Q 完成した作品を見た感想

オダギリ:大友さんが16年ぶりに実写の映画を撮られた‥そこにその、自分も‥関われたっていうことが(それまで伏せていた目線を上げて、インタビュアーを見つめながら)単純に嬉しかったですね。(うんうん頷きながら)

Q 時代設定についてどう感じましたか?

年ちょっと前ぐらいということは伺ってたんで‥(眉を寄せて遠くを見るような目で)んー劇の中で電気が流れ始めているんですよね、その、『日本』、に。
だからきっとその‥まぁ明治、大正、なんかその辺りのことなんだろうなとは思ったんですけど。
んー‥僕は大正時代とかすごく憧れがあるんですよ。
(アゴに手をやって視線を上げて考える顔で)
なんか、鎖国を続けて来た日本が、明治で西洋の文化に触れて‥それが上手くこう(右手の指が『混ざり合う』というような動きをしています/笑)二つが解け合ったのが大正な気がして、なんか独特な、現代と古い日本のちょうど間にある大正というものに、すごく‥魅力を感じるんですね。
だから‥そういう時代に近いんだろうなとは思ったんですけど。

Q ギンコのキャラクターについて

ギンコというキャラクターも和服を着てるわけでもないですし、その‥なんかパンツみたいなものを穿いてブーツを履いてみたり、そういうものもやっぱり、大正に近ければいいなぁ、みたいな、個人的な楽しみはありましたけど。
メイキングシーン。
大友さんから説明を受けているギンコ姿のオダギリ。
話を聞いた上で、『こうしますか』と自分から監督に確認し、監督がOKを出します。更に続く監督の説明には「はい」と頷いて。

Q 大友克洋監督の演出について

さっきも大友さんと話してたんですけど、あんまり現場で‥なんだろ、『注文とかつけてなかったよねぇ?』って言われて、ま、そう言われるとそうなんですよ、あのー、とても自由に、まぁ自由にと言っても僕は台本通りに演じるだけだったんですけど。

ここで目線を上げて、顔の輪郭に掛かる髪をさりげなく払いますが、その仕草と唇ら辺が妙に色っぽいというか女っぽいくらいだったり‥^^;

監督は特にそのー‥まぁ言うなら『もうちょっと間を延ばしてくれ』とか、もうちょっとセリフをゆっくり言ってくれとか、そういう、時間軸を元にした演出だけされただけで‥、その、感情だったりとか、表現に関しては、本当に自由にやらせて頂けたと思っています。
きっと監督は‥人間に演出をつけるというよりは、作品に演出をつけてるんだなぁとは後で思えたんですけどね。
ま、監督も‥ギンコというキャラクターにそういう、ゆっくりとした時間の流れを持たせたかったということもあるでしょうけど、作品に流れるあの独特な、んー‥少し緩やかな、こう、時間の流れというのが芝居から発せられるものだとすれば、それが監督の演出だと思いますね。

Q CG合成された映像を観ての感想

現場で大友監督が『
今出来るCGを、とにかく出来ることを全部やりたい』みたいなことをおっしゃっていたんで‥あのー‥観た時に、いや、やっぱりビックリはするじゃないですか、とっても迫力があるし。
で、監督の言葉通りCGがCGに見えないような‥、素晴らしい時代だなぁと思いましたね。

メイキング。
ギンコオダギリの手のアップ。「CTスキャンの時にまた同じ形に‥」などという説明がオダギリにされています。
モニターの中のギンコ。そして、そのモニターの向こうで演技をしているオダギリ。

Q 蟲の存在が現実にあるとしたら‥

あってもいいものだとは思いますし、んー‥なんて言うんですかね、ちょっと話が逸れちゃうかもしれないんですけど、ああいう、人間の想像の部分の中での“想像を超えた部分”、その存在は作り手としてすごく‥面白い着眼だなぁと思いましたね。

予告篇の映像。

★メッセージ
「蟲師」という作品なんですけども、とっても‥美しい日本の風景や、美しい文化や風習や、いろんな古き良き日本がいっぱい詰まった綺麗な作品です。
えー‥日本人が日本人として現代に生きる中で、きっと何かを、日本人で良かったなと思えるようなものを与えてくれるような作品だと思うんで、是非、映画館の大きなスクリーンで、‥迫力ある音と、画を楽しんで頂ければなと思います。
(大きく頷いて)


文節ごとに言葉を区切りながら、考え考え的確な言葉を選び出し、
丁寧に伝えているように見えるオダギリがとても誠実に感じられるインタビュー。
口調はゆったり落ち着いて貫禄さえ感じられるものの、時折上げたり下げたりする目線がとてもカワイイ(笑)。
最後のメッセージ部分で、オダギリが言葉を繋いでいる間、「
蟲師」サントラのBGMが流されていたのですが、オダギリの口調、声のトーン、そして内容にあまりにピッタリで、作品の一部を見ているような錯覚に陥りました。