先日、『11/10付 「Invitation 12月号」』に「ドリーミンな俳優」という言葉について後で追記しますと書きましたので、こちらで紹介しますね。
03年2月発売の「ぴあ」で、内容は発売当時書いていたものです。


■2003.2.10 「ぴあ 2/24」
ぴあ
  HEAD LINE”(目次のページ・カラー) p.4、5 ‥「SLAPSTICKS」ポスターの写真(小)と本人の写真(小)
◆蛤9罎離ぅ船シ!Catch the News/役者オダギリ ミライへの挑戦” カラー4ページ p.20〜23
“Play news/『SLAPSTICKS』” カラー1/2ページ p.79
ぁ肇蹇璽疋轡隋失酩幣匆/今号公開の新作「アカルイミライ」/「曖昧な未来、黒沢清」” カラー1/4ページ p.122
ァ函屮▲ルイミライ」広告(写真、舞台挨拶のお知らせ等)カラー1/4ページ p.126
“演劇スケジュール/シアタードラマシティ/「SLAPSTICKS」” 公演情報等 p.191

´HEAD LINE(目次)のページ。小さいけれどゾクッとするようなオダギリの写真があり、それと同じバージョンの1ページ大のアップが特集の方にも。
無精ヒゲを生やして男っぽさを漂わせつつ、少年の様な表情。
でもこちらを見下ろす目にはゾクリ。心をかき乱されるには十分過ぎるほどの視線です^^;
その他、座って、組んだ膝の上で手を組みながら、真っ直ぐこちらを見ている写真も1枚。明るい茶色の髪はまるで少女漫画から抜け出てきた様‥。座高の低さがかなり際立っています(>_<)

ぁSLAPSTICKS」の紹介では、ポスターと同じ写真が1枚、ケラさん自身の再演に対するコメント等が掲載。
また、関西では2/15から「アカルイミライ」「曖昧な未来、黒沢清」が公開となるため、その2作品の簡単な紹介と、それぞれの小さめの写真が1枚ずつ。

△修靴謄ダギリのインタビュー記事。
横には「プラセク」のトシ、「天体観測」のタケシ、「サトラレ」の健一の写真がズラッと並べられていて、もうそれだけでお得感がいっぱい。
インタビューでは、お馴染みの映画館で育った(?)話、勘違い留学話、「アカルイミライ」の現場で再確認出来たことなどについて、そして「あずみ」では、
『監督にほとんどメイクしないでと言われていたにも拘らず、メイクさんと相談して監督が考えていた美女丸よりも数倍濃い顔にしてもらった』
『自分としては「見た目の気持ち悪さ」の様なものも出したかった』
などといった話をしています。また、
『アクション映画をやってみた自分にどんな結果が待っているのかすごく楽しみ』
とも。
その言葉から、出来るだけのことはしたのだからいつでも喜んでまな板の上に乗りますよ的潔さ、頼もしさを感じた私は、作品がますます楽しみになりました。

そして、もう1ページは「オダギリの魅力にまつわるクロスレビュー」。
「アカルイミライ」「あずみ」「SLAPSTICKS」からの写真が1枚ずつ縦に並び、それぞれに関係する方々がオダギリについてコメントして下さっています。
あまりに感動的で涙ものだったので、それぞれ簡単に、ですが、紹介してみます。
『アカルイミライ』
<黒沢清氏(映画監督)>
役と普段の切り替えが早いのは役所広司さんと同じタイプ。藤さんとのラストシーンの表情は驚きだった。
今後恐ろしい役者になると思う。

<相田冬ニ氏(映画ライター)>(追記:今回この方のお話を話題にしましたので、これだけ原文まま載せます)
『ドリーミン。オダギリジョーの魅力を一言で表現するなら、これに尽きる。これほどドリーミンな俳優がかつてこの日本にいただろうか?
ドリーミンとは夢みがちな青年という意味ではない。わたしたちに夢を見させてくれる存在、それがオダギリだ。
あらかじめ主観や自己主張から解き放たれたその風情。
ヒロインの夢を結晶化したような「プラトニック・セックス」での彼も、明るい夢を見れなくなった「アカルイミライ」での彼も、リアルとファンタジーの間でわたしたち観客が自分本位で”夢見れる器”として、ただただそこにいる。
一瞬のイノセンス、永遠のイノセンス。少女マンガ家による男性主役の優れたコミック、たとえば桜沢エリカの「世界の終わりには君と一緒に」などを体現できる逸材だと思う。』
(2003.2.10 「ぴあ 2/24」p.23「オダギリの魅力にまつわるクロスレビュー」より)

 『あずみ』
<上戸彩さん(女優)>
真面目そうで優しそうという印象通りの人。でも、カメラの前に立つと人が変わった様に役に入り込むので驚いた。
美女丸のオダギリさんはすごくキレイで、監督にも「あずみより綺麗だぞ」と言われ、負けてるヤバイヤバイ(笑)と思っていました。

<イソガイマサト氏(映画ライター)>
美女丸=オダギリさんという、その絶妙で魅力的なキャスティングには唸った。
撮影現場でオダギリさんを見た時は、その見事ななりきりぶりにビックリ。
華麗な剣さばき、女性っぽい身のこなし、飄々としたいやらしさまで。
俳優としてのその力の抜け方には奥の深さを感じる。

『SLAPSTICKS』
<KERA氏(劇作家/演出家)>
すごくセンシティブな人。ひとつひとつに丁寧でナイーブ。ある意味タレントっぽくない。
今度の舞台は彼のそういった繊細さが魅力になってくるんじゃないかと思う。

<徳永京子さん(フリーライター)>
これからの彼には、繊細、自由、透明などと言った言葉が付いてまわるだろう。
でも彼が求めているのは「うまい」という評価ではなく、「ドキドキする現場」や「ヒリヒリする役」、そしてそれらを感じる自分なのだろう。
また是非舞台に戻ってきてほしい。

うーん、何度読んでも感動しています‥。(追記:2006年の現在も感動しています‥^^;)