■「four years ago(フォー・イヤーズ・アゴー)
リトルモア
黒田光一
約100ページ






「HAZARD」の写真集。もう見られましたか。(この話題も遅くなりました‥)
かつてFCから出されたカレンダー、cutなどに掲載された写真(見比べてはいないので、もしかしたら同じ写真ではなく、“似た写真”なのかもしれませんが)‥などのほか、劇中のワンシーンでもなく、かと言ってオダギリジョーとしての写真でもない、言ってみれば「シンを追った」写真集。
そして
その中からオダギリがちょっぴり透けて見える‥私にとってはそんな1冊でした。

「HAZARD」を包む街の色は落ち着いたトーンであるにも拘わらず本当に力強い。
この強さはどこから来るんだろうと不思議になるくらい、強烈なエネルギーのようなものを“色”から感じました。
そして、そんな街に浮くでもなく溶け込み切るでもなく、スッとはめ込まれたかのように、ただそこにいるオダギリ@シン。
この頃のオダギリは、「サトラレ」(「天体観測」)の撮影直後で、よく見ると、写真によっては里見先生なんかの名残りを顔に残しているところもあるんですよね。
でも、「顔つき」はどう見ても「シン」。
あの頃、テレビで同時期に見ることが出来た里見健一と木崎武は全く同じ顔だったにも拘わらず、全くの別人でしたが‥‥そうだ、ここにももう1人同じ顔の別人がいたんだ‥と、改めてとんでもなく驚かされています。

破れた傘を差し、肘をつき、俯き、見上げ、裸で寝転び、微笑むオダギリ。
そんなオダギリのために小さめに切り取られたたくさんのニューヨークは、「HAZARD」なはずなのにどれも温かい色を抱いていて‥いくら眺めても飽きません。