6/1付朝日新聞(夕刊)に、カンヌ関連記事が掲載、「ゆれる」についても触れられていました。
タイトルは『カンヌ映画祭報告(上)/「何がしたい」希薄な日本』。
日本映画がコンペ部門に4年ぶりに選外になったということに関連して、「日本映画の危機的状況※」を(日本映画を評価する)海外の記者や批評家たちも憂いているというような内容です。
(※この「危機的状況」発言をしているのは、カンヌに深く関わってきた日本人プロデューサーの方です)

日本映画の評価が高まる→資金が豊かに集まる→国内市場でウケる作品が量産→出資者の意向が優先される‥。
その結果、「何がしたいのか、何が良いものかという価値観」を日本の作り手は明確に持たなくなった。日本で当たった映画は国際映画祭の場では評価されないという風に見られる向きすら
ある、とのこと。

そんな中、フランス在住のオランダ人批評家が
、カンヌに出品された「ゆれる」を、『川、水、揺れる橋などの映像を有効に使い、説明的に過ぎず、解釈の余地を残している』『欧米の観客は一人ひとり自分の会社を話したがる。そこから議論や話題が生まれるんだ』と評価。
この記事を希望のあるものにしていました。>思い込み?(笑)

邦画の全盛期。私はむしろそういう風に思っていましたが、バブル、だったのでしょうか。
先日の相田さんも言われていたように、様々な作品が乱立する中本物だけが残っていく‥‥そんな時期が本当に来ているのでしょうか。
(この記事のすぐ左には、西川美和監督の師匠でもある(?)是枝監督の「花よりもなほ」を山根貞男さんが紹介されています。なんとなく‥嬉しい/笑)