5/18 『ENTERMAX』(TOKYO-FM)
ヒットメーカー/オダギリジョー
 より続き)

そんなオダギリの言葉に「あーなるほど。」と納得する風の坂上さん。
その後、西部劇の故郷、モニュメントバレーでの撮影話に。
そういう場所では“キャッキャー!”と嬉しくなる?と坂上さんがオダギリに尋ねます。

オ:「それよりも、あの‥ジム・ジャームッシュ監督が『デッドマン』を撮影した場所で撮影したんですよ」
坂:「あ、そこそうなんですってね」
オ:「それはもう〜内心キャッキャvしましたねぇ」
坂:「『内心』キャッキャ?(笑)」
オ:「表には出なかったですけど。そのキャッキャは」

ここで、オダギリも以前何度か話に出していた、「ビッグ・リバー」チームのチーフ助監督の女性の話を、坂上さんが出して来られます。
彼女はジャームッシュ作品に何回も入っていて、オダギリはその話を聞くのがとても面白かったんだそう。

坂:「‥もうキャッキャで」
オ:「ええ。まあ、ちょっとだけ。ええ。えへへ(笑)、内心キャッキャでしたねぇ」
坂:「あんまり、“内心キャッキャ”だけで、表沙汰にはしない?」
‥『表沙汰』って悪いことじゃあないんですから坂上さん!(笑)
オ:「いや!でも結構“キャッキャ”してましたよ。
あのー、コニーっていうんですけど、コニーと話してる時は」

日本でも照れ屋なオダギリさんですが(笑)、更に英語で“キャッキャ”となると難しいだろうからなぁ

身振り手振りつきでワーオvなんて言ってるオダギリなんて想像つかないしな‥(笑)
で、そのコニーさん。
『デッドマン』でジョニー・デップなどとも一緒に仕事をしたということで、そういう話も出来て面白かったとオダギリ。

オ:「そのコニーが‥巻きタバコを吸ってるんですよ、普段。で、僕はその巻きタバコがいいなぁと思って、教えてもらったんですよ、巻き方を。
そしたら〜 『私が巻きタバコを教えたのは2人目だ』って言って。
『1人目がジョニー・デップだ』って言って。
それは‥‥ちょっ(と)ドキドキしましたね、内心」

坂:「ふたり目だった‥」 ←超悩殺声のささやき

オ:「ええ」

坂:「ジョニーの後に‥」 ←再び超吐息声のささやき

オ:「ええ。 ‥なんで小声なんすか?」

ツッコミというより、本気で『‥??』っぽかったオダギリが‥カワイかった(笑)。

坂:「(笑)いやいやいや!(我に返る坂上さん?/笑) 内心キャッキャしちゃって、私も(笑)」
オ:「ええ(笑)‥ハッハッハッハッ」
坂:「‥その巻きタバコとジョニーに私もちょっとまつわる話が」
オ:「まぁつわる話があるんすか!(笑)」
坂:「まつわる話が‥!」
自分で言いつつなぜか坂上さんも大笑いしています(笑)。

坂上さん、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の時に、ジョニー・デップの取材のためにロスに行ったんだそうです。
15分ほどしかないインタビュー時間の最後、「もう終わりです!」と言われている中で、
『タバコは何を吸ってるんですか』
と聞いたところ‥。
‥そんなお話中、坂上さんがセンテンスで言葉を切る度、「ええ。」「ハイ。」ときちんと返事を返しながら聞いている、とっても感じのいいオダギリさん(笑)。

坂:「インタビューの時にものすごくカタイ顔をしてらしたのに、その時二コーッと笑って、これなんだよ〜って、バリシャグって言う‥」
オ:「<ハッ> バぁリシャグなんだぁやっぱり‥。コニーが吸っていたのがやっぱりバリシャグで‥、それを貰って帰ったんですよ、缶で。それを缶でプレゼントしてくれて」
バリシャグという言葉が坂上さんから出た瞬間、オダギリが『ハッ』と息を呑む音が聞こえました。ほんとに息を呑んでました。で、なんだかちょっとカンドー(笑)。

オ:「ホントねぇ、(コニーは)いいおばちゃん※でしたねぇ」
※【おばちゃん】‥“おっちゃん”と並んで、オダギリ氏がかなり愛を込めて使っている表現の1つ(笑)。
坂:「あ、おばちゃんなんですか」
オ:「ええ〜」

で、坂上さんのお話はまだ続きまして、『ジョニー・デップは白の巻く紙ではなくて、「黒のは物凄くレアなんだ。僕は黒なんだよ」と言った』とかで、「その後ロス中探し回りましたよ私はッ!!」‥だったそうです(笑)。
オ:「あはははは!」
坂:「白しか無かったぁー!
オ:「あーそうなんですか。へえ〜〜〜」
坂:「(私の話は)以上でした、ごめんなさい!(笑)」

ここでオダギリが「ビッグ・リバー」撮影中によく聴いていたという曲が紹介。
< right place wrong time/Dr.john>
そして、「ビッグ・リバー」の紹介が坂上さんのナレーションで。


このあと坂上さんから、『オダギリジョーさんが演じられたのは哲平という、目的もなくフラフラしてる男』だが、『哲平という男にすんなり入れた?自分に近いものがあった?』という質問が。
それに、考え考え『どの役でもやっぱり自分が共感できる所から入る。そういう意味ではまぁ似た部分もあったんでしょうね』とオダギリ。
オ:「ただもう、ん〜、出来上がった今からすると、まぁ全部僕なワケで‥。その〜どこが似てたとかいう次元の話じゃなくなってますよね。毎回そうですけどね」

よくわからないけど、よくわかったような気がしました(笑)。
今まで私がスクリーンの中に見てきたのは、
オダギリに似た誰かでも、誰かに似たオダギリでもなかった。そういうことだよね。

坂:「髪型はご自身の?」
オ:「かっ(なぜか吹き出す)み型(髪型)はそうですね(笑)」
坂:「モヒカンは‥、モヒカンというんですか?」
オ:「半モヒ‥カンみたいな。ええ」
坂:「右側刈ってるぞ?みたいな。左はそうでもないぞ、みたいな(笑)。半モヒカンはご自身のアイデアというか?」
オ:「そうですねぇ。あの〜まぁ、普通ねぇ、映画監督っていうのは、言ってもカタイ人が多いんで、『やっていいですか?』って聞くとダメだって言われるんすよ。だからもう、聞かないでやるっていう‥」 そうそうあの時もこの時もその時もそうでした‥(遠い目)
坂:「あ。」
オ:「‥そういう事なんすよね‥」 まるで反省でもしているかのように口調がトーンダウン?^^;
坂:「あ、聞かない‥ 失礼しました(笑)」
オ:「はい‥。‥くっくっくっ(笑)」

ここで坂上さんが、『最初はギクシャクしていても、撮影の中で主演の3人にも、不思議な友情みたいなものは実際芽生えた?』というような質問を。
オ:「そうですね、あのーやっぱり‥みなさんアメリカ人の中で、まぁ、言ってみれば僕が一番、英語が出来ないし‥その、なんて言うんだろ、」
オダギリが考え考え喋っているうちに、坂上さんが興味津々風に「アリさんも英語は出来るんですか?」と質問を挟みます。
オ:「あ、むちゃむちゃ喋りますよ。ええ。きっと二十歳くらいでアメリカに渡ってるんで‥」
坂:「あ、そうなんですね」
オ:「だから僕が一番多分ね、小学生みたいな‥言い方だったと思うんですよ。で、みんなその‥いじったりとか‥しやすかったんじゃないですかね、きっと」
坂:「いじられ?」
オ:「いじ‥いじられたっていうか、まぁ可愛がってもらいましたね、いろんな方に。‥わかんないすけど、こう、日本にいる外国人の方が、ヘンな日本語使うと面白いじゃないですか」
坂:「あ、はい」
オ:「ああいうのもあったんじゃないかと思いますけどねぇ。多分ねぇ」

坂:『最後に映画を楽しみになさっているファンの方にメッセージを』

オ:「えー。アメリカの景色がいろいろと入った映画で、‥見応えがあるんですよね」
坂:「ほんとに時間の流れが違いますよね」
オ:「そうですねぇ。で、その画的な効果も含めて、やっぱり‥劇場で観てもらうのが一番効果的だと思うんで‥、あんまり‥まDVD待ったり(急に早口)せずぅ〜(急にマッタリ)、できる
だけ劇場で観た方が面白いと思いますね〜」
坂:「いや、本当にその通りですよ」
オ:「と言うことで、劇場で観て下さい」
坂:「はい、わかりました〜。どうもありがとうございました」
オ:「ありがとございましたー」

時間を楽しんだことが何となく伝わって来るような、優しいトーンの「ありがとう」でした。
とても心地よく聞けたインタビュー。坂上さんに感謝ですv

坂:「オダギリジョーさんでした〜」(オワリ)