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<下の記事から移しました>

サイトの立て直し作業としっかり重なり、結局たくさんの作品を観ることは出来なかったのですが‥行けてよかった「ぴあフィルムフェスティバル」の表彰式。
行くことにしたキッカケは『オダギリが審査に参加して選んだ作品というものを観てみたい』だったわけですが^^; チケットを購入した後で表彰式にオダギリが来ることがわかりました。
ただ、正直なところ表彰式は通り一遍の式典で、グランプリ作品上映のオマケくらいなんじゃないかなと思っていたのですが‥他の映画賞の授章式のような華やかさ、豪華さはないものの、手作りの温かさに溢れた授章式で、小さな会場には審査員、参加者、受賞者全員の『映画への情熱』が充満し、2時間の授章式の間、その中にドップリと浸らせていただくことができました。
そして、そんな私の少し前には2時間の間、オダギリの背中が‥
ああ『映画祭』だぁ〜*^^*
 
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まず、会場となる映画館に到着したところで最初に驚いたこと。
『え。せまいっ。』
実は去年に比べて会場はずっと広くなったのだそうです。
でも、現在第一線で活躍している監督さんを多く輩出しているPFF、超有名な方達が審査員を務めているPFF、そしてその表彰式がある会場なのだから、きっと豪華なものに違いない。。そんな先入観が私の中にあったことに、その時初めて気が付きました。
『なるほどこういうことなんだ。』
何だか急に嬉しくなってきて、何とも言えないワクワク感が高まってきて‥とりあえず着席。
式全体の流れはこんな感じでした。
まず、映画祭のディレクター兼司会を務められる女性(荒木さん)が挨拶、続いて最終審査員の紹介。
その後、各賞の発表ということで、まずは、パートナーズ企業という、PFFを支える企業が選出した賞の発表。
その後、最終審査員が15作品の中から選んだ、審査員特別賞3賞、準グランプリ、そしてグランプリ作品の発表。。

ディレクター兼司会の荒木さんが、最終審査員の紹介を始めたところで、「もう説明しなくてみなさんご存知でいらっしゃるでしょうが‥」。
あ、オダギリだ。最近のオダギリ、こういう紹介の仕方を本当によくされるようになったなぁ‥
常日頃そう感じていたので即ピンと来たのですが、案の定「オダギリジョーさんです。」(笑)
前方のスクリーンには、例のちょとコワイプロフィール写真が大きくドン。
う、やっぱりこの写真なんだ〜^^;

‥と思った瞬間、私の前方数メートルのところから立ち上がるオダギリ。
わ、そんなとこにいた!一体いつから!全然気づいていなかった‥
立ち上がって後ろの観客の方を少し振り返り、帽子を取って会釈します。
その時の、帽子のてっぺん部分を長い5本の指で掴んで持ち上げる仕種がなんともカッコよく‥ほとんど手の記憶しかありません^^;

オダギリは、またまた黒のスーツに黒の帽子、黒っぽいシャツに赤のタータンチェック(?)らしきネクタイ。(靴はいつものヤツかな?光ってよくわからず)
胸に審査員の証なのか、みなさんとお揃いの赤いバラのコサージュ(これが恐ろしいほど黒に映えてます!)、帽子には髑髏の下で骨がクロスしている金色のブローチをつけていました。
それが目に入った瞬間、私の耳に『髑髏っ!』と伊良部先生の声が聞こえてきたことは‥大体想像がつきますよね?(え、つかない?)

その後、いろんなことがわかって来ました。
入場した時には、観客だけしかいない思っていた15列×20席ほどの席には、オダギリはもちろん、大御所の恩地監督、青山真治監督などの有名人や、今をトキメク企業のエライ方たちがいらっしゃったこと。
それから、15人の未来の有名監督たちとその関係者の方々も。
更に、映画祭のスタッフ、マスコミ、映画を学んでいる学生さんらしき人もちらほら。
うわ、すごいごちゃまぜ!やっぱり映画祭だぁぁv(ワクワク)
なーんて思ったら、この空気の中にいられることが改めてとんでもなく幸せなことにまた思えて来ました。
今日は来る前、あまりにバタバタで、一瞬行くのを諦めるか?と思いそうになっていたのに。
あぁよかった。ほんと来られてよかったなぁ。

で‥全く上辺だけの感想しか言えないのですが、私から見た「PFFアワード2005」とは‥
例えば、「ロールキャベツの作り方」で受賞された熊谷さんという女性は、着物姿が美しい方でしたが、副賞の発表で、『ソニーのデジタルスチールカメラ』と聞いて、「オオー!」と呟かれていました。(かなり大きな声/笑)
ロケハンの時に使って下さいという言葉にも、うんうんと嬉しそうに頷かれていて、やっぱり監督さんなんだなぁ!と変な感心をしてみたり。
また、表彰式途中、小さな子供のぐずる声が響き渡ったことがあったのですが、普通、こういう場でのこういう出来事はあまり歓迎されないもの。
でもその子供は、ある作品に出演された方のお子さんだったらしく、その紹介がアナウンスされた途端、場内はホッと温かい空気に包まれたような気がしました。(実はこの出来事が、後で私の気持ちに大きな影響を与えてくれることに‥)

また、本当にその場で賞の発表が行われているため、受賞者の中には、緊張のあまり言葉に窮する人もいれば、反対に、複数回の受賞で挨拶し尽くし、そういう意味でやっぱり言葉に窮する人がいたりして(笑)。
これら1つ1つのシーンに、主催者側、製作側、選出側、そして観客が、一緒になって笑って拍手して‥そういう温かい雰囲気がとても素敵だなと思えた表彰式でした。

さてさてオダギリですが、「審査員特別賞」3作品のうち、2作品目の発表でで壇上へ。(壇上と言っても、高さも広さもない小さなステージですが)
オダギリは、例の、手先足先まで妙〜に力が入ったような、歩幅の小さい独特の歩き方で登場(笑)。
マイクの前に立つと、「早速発表したいと思います。」とまんま早速発表です(笑)。
そして、オダギリが読み上げたのは、「BANBI BORN」という作品を撮った、渋谷さんという女性監督の名前。
壇上に上がった渋谷さんにトロフィーなどを手渡した後、にこっと笑って握手の手を差し出すオダギリ。
やっぱりスタイルがいいからか、そのどうってことのない動作すら、ものすごーくスマート。そして、手のシルエットがとっても綺麗。
その「手」を前に、ほんの一瞬、え、いいの?というような戸惑いの色を浮かべた後、遠慮がちに軽く握る渋谷さん(笑)。
この渋谷さんの服装ですが、まるでオダギリとお揃い(?)のような黒のカクテルドレス。
姿勢のいいスーツ姿で手を差し出すオダギリと、その手をそっと取るドレス姿の女性のシルエットには、今にも「シャル ウィ ダンス?」という台詞が聞こえて来そうな優雅さが漂っていました(笑)。

この後、オダギリがマイクの前へ。
へ続きます)