(△茲蠡海)
さて、ここで岩代さんから『T-METS!』のお話が。
『T-METS!』(今のところ仮称のよう)とは、プログラムのラストでセッションをする都響の人たちの、言ってみればグループ名。
岩代さんのお話によると、今の時代、どこのオーケストラも経営が大変なんだそう。
そんな中、オーケストラをもっと自立させて、もっと幅を広げて行きたい。
そういう思いから、岩代さんと、岩代さんに深い繋がりのある都響がダッグを組み、自分達のオリジナル・レパートリーを演奏するため立ち上げたセッション・ブランドがT-METS!なんだそうです。
今回のコンサート、実はこのT-METS!のお披露目の場という意味も込められていたようで。
岩代さんのお話には、クラシックというジャンルや作曲家の権威などという上辺の垣根を超え、純粋に音楽を楽しもうよ!という情熱が感じられ‥ちょっと感動致しました。
で。
岩代さん:『オダギリジョーくんにT-METS!の応援団長を頼もうかなと。』
え。
初耳なのか?オダギリまでが『えっ?』とやや引き気味な反応です(笑)。
案の定、『(応援団長なんて)そういうタイプじゃないんですけど‥(笑)』とちょっと抵抗。
でもすぐに観念して『頑張りますよ』。(←ほとんど意欲は感じられない口調)
『(でも)団長っていうのはすごいですね(苦笑)』。(←観念しつつもちょっと毒)
‥その様子じゃ、自分がカンヌの『宣伝部長』と呼ばれていたことは知らないんだろうかな(笑)。

こうして、無事オダギリが都響のセッション・ブランド「T-METS!」の応援団長に就任し(?)、これからの公開作品などが紹介され、岩代さんと2、3何気ない会話を交わしたところで、オダギリは退場。(あっさり表現ですみません)
オダギリが去った後、『カッコいいよね、やっぱり』と岩代さん。
『でも(オダギリより約10歳上の)俺もあの頃は今から12キロくらい痩せてたから、その頃会ってたらみんな俺に惚れてたよ(笑)』
口調はあくまで“負け惜しみ”っぽく(笑)。
だから尚更おかしくて、会場には笑いが起こっていました。

ところで、後になってしまいましたが、オダギリが登場する前に演奏された「血と骨」。
最初のバイオリンの音が静かに鳴るまで‥息を詰めて待つような気持ちでした。
思い入れのある音が空間を伝わって直接耳に入ってくるということはもちろんですが、作曲家自らがオーケストラを指揮する姿や、演奏している人(楽器のパート)が1人1人(1つ1つ)見えるという、単純ながらも重要な視覚的要素が、感動や感慨をより深いものにしてくれました。

そして、オダギリ退場後に演奏された『光陰』。
今夜のためだけに書いた、『「忍 SHINOBI」のおいしいとこどりの曲』(シーンごとの曲をミックスした曲)なんだそうです。
「HEART UNDER BLADE」に「光と陰」。うーん、なんだかカッコいいなぁ!

‥で、何とか曲のイメージを伝えられる表現はないかと思ったのですが‥
正直なところ、既にメロディーすらハッキリとは覚えておらず(汗)。
ただ、私のメモには一応、

重厚な音。オープニング。
管楽器と打楽器のみ。 
不穏な感じ。

ゆっくり弦楽器が入ってくる。
雄大な山野を想像させるような音。
管楽器主旋律。弦楽器ベース。
弦楽器主旋律。管楽器ベース。
オーボエソロ。
トランペットソロ。
クラリネットソロ。  

‥‥などと書いてありました(汗)。
それまで、いかにもオーケストラらしい、繊細な弦楽器の音が主旋律の曲が多かったのが、この「光陰」はメモにもあるように(苦笑)、オープニング部分にほとんど弦楽器の音がなかったことが印象的でした。
つまり、管楽器と打楽器のみで、弦楽器の音が持つ繊細さや優しさ、軽やかさなどとは「違ったイメージ」の曲調から始まっている曲、ということになるかと。
そしてその後弦楽器が加わり、音に層、厚みが出て、更に雄大さを感じさせるような曲調になって行く‥
『光陰』はこんな感じの曲でした。(←無責任)

わー。レポの内容、どうなることかと思ったら、書くとそれなりに長くなるもんだ〜!(長さだけでいいのかおい)
人から聞いた話ですが、今回、たくさんの有名人の方が聴きに来られていたようですね。
ロビーにもやはり、へぇ〜!というような、たくさんの有名人の方々からお花が届けられていましたよv