(,茲蠡海)
この後、「血と骨」の話に移ったところで、プチ問題発生!?
平野さん:「血と骨」の思い出は?
オダギリ:「まーそうですねぇ‥出演している時は大変ですからねぇ」
平野さん:雨の中、格闘したが?
オダギリ:「しましたねぇ」
平野さん:あんなシーンは珍しいのでは。
オダギリ:「ねぇ‥‥。」(シーンとした後で、会場から笑い)
 
ご覧の通り、どんどん言葉数が少なく‥‥(汗)。
顔には笑顔を浮かべてますが‥トークゲストってそれでいいんかい?
でも、トークは「話す」だけど、ゲストは「お客様」だしな。
別にサービス精神満点でトークッ!‥でなくてもいいわけか。‥なんて苦し紛れに(なんで私が)ブツブツ考えてみたり。
ただ、こうやって文字にして改めて見てみると、もう1年以上も前に撮影した作品に、ポンとこういう質問は難しい気がする‥決して甘々な擁護じゃなく(苦笑)。
「あんなシーンは珍しいのでは」に、「珍しかったですよ!」とは返せないだろうしな。
改めてここで感じたことは‥オダギリって、質問する人から『本当にこの話を聞きたい』という気持ちが伝わってくる時には、何とかそれに応えようとする気がする。
でも、流れの中でのとりあえずの質問だと感じると、あれこれ記憶や言葉を探すようなことを無意識にやめてしまって、結果こういう調子になってしまっているんじゃないかと‥^^;
それとも、本格的なクラシックコンサートやオペラ用のホールの真ん中で、すっかり舞い上がっていたんだろうかなぁ。
ところで。ここで特筆すべきは、作曲者、指揮者であるはずの岩代さんのトークの上手さです。
こういう微妙な雰囲気になった時には、スッと話に割って入ってこられ、停滞ムードを自らのトークで打破されます‥作曲家なのに(笑)。
カツゼツのいい通る声で、次々キレのいい言葉を繋ぎ‥岩代さん、司会業でも十分やっていけそうな方です(笑)。
そんな岩代さんにすっかり甘えて?、ニコニコしながらもますますでしゃばろうとしなくなって行くオダギリ。ほんといいんかぃそれで?(笑)

そんな岩代さんの気遣いの中、『僕は試写で初めて音楽がついたものを見るので、岩代さんとは接点がないんですよねー』と、のんびり笑顔で恩を仇で返してみたりするオダギリジョー氏。
この辺、安心できる人に時々出るオダギリ流のツッコミみたいな匂いを感じましたが‥(笑)、岩代さんも、そんなこと言うなよーという感じで、オダギリペースに乗って下さってます。
その後、平野さんから「血と骨」の受賞関係の紹介があり、オダギリが日本アカデミー賞で「最優秀助演男優賞」、岩代さんが「優秀音楽賞」を受賞した話が出ますが、その時も、『(出演時間の短い)オダギリくんは最優秀賞、(音楽を2時間やった)俺は最優秀賞じゃなかった』とさり気なくぼやいてみせたりする岩代さん。本当にお茶目な方です。

そして更に、ここで「忍 SHINOBI」の紹介。
平野さん:どうですか?
オダギリ:「仲間さんですか?素晴らしいですよ」(あっさり/苦笑)

また、岩代さんが、現在「忍 SHINOBI」に音をつけている最中だという話があり、
岩代さん:「(「忍 SHINOBI」の音楽は)ジョーくんも聴いてないんでしょ」
オダギリ:「全然‥」
岩代さん:「カッコいいんだよ、これが」
岩代さん:「いや、ジョーくんはカッコいいんだけど、その何分の一かは俺のお陰なんだよ」
まだ観てない作品に言うのもなんですけど‥きっとその通り!間違いありません〜!

その後、岩代さんから『ジョーくんは自分でも映画を撮ったり音楽を作ったりしている人』という話(紹介)があったと思ったら、いつの間にか『今度俺が絵を描くから、ジョーくん音楽つけてよ?』なんて話をしていらっしゃる(笑)。
この頃のオダギリはと言えば、ニコニコしながら、「そうですね!」とか「そうですねぇ〜」など、演技派の役者らしく、「そうですね」のバリエーションを見事に使い分けてました。(涙)
オダギリを引っ張り出そうと、どんどん話しかけて下さるトーク上手な岩代さん。
そんな岩代さんに押され気味、もしくは安心してすっかり相槌役になってしまっているオダギリの図。
画的にはとっても微笑ましいんですけれども‥
(へ続く)