「イン・ザ・プール」終了。と同時に即、「夢の中へ」の列に並び直しに向かうほとんどの観客。
私はこんな経験は初めてでした。あーなんだかせわしない。
ところで、最初に書きましたが、参加を予定していた友人が来れなくなったため、偶然会った人たちとちょっと話をした以外は私は朝から晩までずーっと1人きり。
ああ、1人が全く平気なタイプで本当によかったな‥と、ぎゅうぎゅうの列に並びながら1人しみじみ。
 
さて。「イン・ザ・プール」の舞台挨拶のありがたい時間超過で、「夢の中へ」の舞台挨拶は5分押してのスタート。先ほどと同じ女性が現れ、早速ゲストの紹介です。
「夢の中へ」のBGMが流れる中、まずは園子温監督登場。(Tシャツにカーゴパンツ、黒のハット)
田中哲司さん。(白のジャケット、Tシャツ、黒いパンツ)
オダギリ‥は「イン・ザ・プール」と同じ。
 
<この映画の見どころ>
 
園 監督:「見どころはやっぱり役者の芝居です」
田中さん:「楽しそう〜にやってる役者たちを見て下さいv」 ハート付きのような感じでv
ほとんど一言挨拶となっている中、オダギリは、
オダギリ:「こんばんは、オダギリです」 ‥おっ、「イン・ザ・プール」の「こんにちは」から修正されてる!(笑)
「そうですね、やっぱり園さんの映画ということで、即興の部分もワンカットの部分もいっぱいありますし、やっぱりそういう意味でも芝居‥ってことになりそうな感じですかね‥」 
語尾がなぜかトーンダウン。場内、次の言葉を待って‥シーン(笑)。
「‥‥(これが)見どころですけど」。どうやら“シーン‥”に気付いた様子。
とは言え、一番長く喋っていたのがオダギリだ〜
この流れじゃオダギリも一言だけだろうな‥と無意識に思い込んでいたので、ちょっと驚きでした。
ところで、「夢の中へ」は2年前の年末に撮影された作品。
元々短編として作られる予定が、いろいろな経緯から長編になった作品だそうです。
過去の監督のお話も交えて簡単に説明しますと、
「HAZARD」の撮影中、ニューヨークに来ていた田中さんと監督が意気投合→
短編作品を撮ろうと約束→暫くの期間があって、やっと実現に向けて動き出したら
有志?が集まり出し(含オダギリ)→出演シーンを増やすうちに長くなり‥→
長編でもいいとOKが出たので→長編として完成!
‥という作品が「夢の中へ」です。

<撮影中のエピソード>

を聞かれたものの、司会者の話を聞いていなかったのか「??」としどろもどろになる田中さん(笑)。
その後、「自分が監督のすごく好きな部分」として、あるエピソードを話されますが‥ちょっとこれ、ネタバレになるので内容は省略。
とにかく、『大晦日の一番切羽詰まった最終日に、「次のシーンどうしようか〜‥三択。」と言って、主人公の運命A・B・Cを田中さん、オダギリ、ムラジュンさんに選ばせた監督』のお話でした(笑)。
ここでおかしかったのが、田中哲司さんは、まぁみなさんも知っているだろう‥という感じで、懸命にその話をされるわけですが、これから観る観客にとって、田中さんが話す三択の結果は、そのまま映画の結末である可能性が大。
監督としてはきっとそれを避けたかったのでしょう。結果をうやむやに出来ないかとちょっとチャレンジなさってました。でも失敗に終わってたけど(笑)。
無邪気に語る田中さんと、焦りが見えた監督、2人ともなんだかちょっとかわいかった(笑)。
(△愨海ます)