1ヶ月程前、馬頭琴の演奏とホーメイ(ホーミーともいいます)という歌を聴く機会があった。
馬頭琴とはモンゴルの弦楽器で、その名前の通り、
先端に美しい馬の頭の形をした装飾がついている。
そしてホーメイとは、1人の人が高音と低音二種の声を同時に出し、
その片方でメロディーを歌うという、モンゴル独特の歌のこと。
 
モンゴルの民族衣装を身にまとった日本人の女性が馬頭琴を演奏し、
日本語がとても上手なハンサムなモンゴル人男性が歌を歌う。
 
なんて言ったらいいのだろう。
この2つは同じところで生まれたものなんだと耳が感じた。
初めて聴く音に、なぜか懐かしさでいっぱいになった。
馬頭琴の低く地をすべるような深い音に、
空気を静かに貫くような声が乗せられた時、
音楽ではなく、原始的な『音』そのものに鳥肌が立った。
目の前に広い草原が広がり、
吹いてくる風に乗って流れてくる音楽を身体に受けている‥
そんな自分を想像して、ずっとこのままでいたいと願った。
 
演奏者のお2人は、モンゴルについていろいろ教えて下さった。
馬や羊、草原や家や家族、モンゴルのことわざについても。
そして、見せてくれたモンゴルの子供の服。
まさにライフカードのCMの少年が着ていた服そのものだった。
 
オダギリも‥
CMの撮影で行ったモンゴルで、馬頭琴やホーメイを聴く機会はあったかな。
オダギリのことだから、もし聴いていたら「馬頭琴を探してます」なんて
連載に書いてたりしそうだけど(笑)、
 
‥聴いていたらいいな。聴いていてほしいな。
 
そう願わずにはいられなかった、ある日の午後。
ちょっぴり寒い体育館で。 
 
 
馬頭琴(画)
 
 
←所要時間約5分の馬頭琴。あ、弓描くの忘れた(汗)。